トラツグミ ブランコみたいな鳴き声

昨日早朝、山道を走っていると道の真ん中に佇む鳥がいました。

ヒヨドリくらいの大きさです。

落葉と同化して色がよくわかりません。

真中に右向きでいるのですが。

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拡大してみます。これがトラツグミです。

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この後すぐ右の森に入ってしまって、しばらく待ちましたが出てきませんでした。

以前ここで鳴き声を聞いたことがあります。多分繁殖しているのだろうと思います。

 

声に特徴があります。

字で表すと特徴が出ないのですが、

ヒーーヒョーーー、ヒーーヒョーーー

と鳴きます。

私が最初聞いた時の印象は、夜の公園の錆びたブランコの音。

誰が乗っているのかなあと思って見たらだれも乗っていなかったという不気味な音…そんな音に聞こえました。

昔はその不気味さから、鵺(ぬえ)と呼ばれて不吉な鳥とされていたようです。

 

宮崎では冬に公園や河川敷などで見られることがあります。

今年の冬は見ることがありませんでしたが、今にになってやっと巡り合いました。

ツチアケビ 秋にはウインナーソーセージ

雨模様の日が続いています。

気象庁は九州南部が5月31日梅雨入りしたと発表しました。

 

そんな中、落葉の多い近くの森にツチアケビを見に行きました。

ランの花です。

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だけどこれも葉がありません。菌従属栄養植物です。

ナラタケ属の菌糸を取り込んでラン菌根を形成するということです。だけど近くにはそのようなキノコは見たりませんでした。

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近くに数本生えていました。

高さ50センチ位。結構大きいです。

 

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茎も花も黄色っぽいです。

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花の中のアリさん。

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上から見たツチアケビ。

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ツチアケビというのは土の中から生えたアケビそっくりということです。

それは秋になったら赤い実がたくさんぶら下がるからです。

アケビというより、赤いウインナーソーセージです。

そのころまたこの森に来て写真を撮ろうと思います。

 

ナミキソウとコナミキ 波が来るところに

宮崎県北の海岸で、ナミキソウとコナミキを見てきました。

今までなかなか花と時期が合いませんでしたが、今回は丁度良い頃でした。

タツナミソウ属の海浜植物です。

だけど生えている環境が少しだけ違いました。

ナミキソウは砂地。コナミキは海岸の荒地という感じでした。

 

まずナミキソウです。30センチ位の「直立」です。

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葉も感じがいいです。少しのこぎり。

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花の咲いていない様々な植物の中で、突然この色に出会うとどっきりします。

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青紫色というのでしょうか。

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次はコナミキです。10センチか20センチ位。

波打ち際から近いのですが、ナミキソウが広い砂浜の上の草地に対して、これは岩場の横の流木とか海藻とか様々なものが打ちあげられている荒れ地でした。

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 直立ではなくて這っていました。

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ナミキソウに比べて小さいことはもちろんですが、色も薄いです。

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花は数ミリ。

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殆どが2個づつついていました。

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両方とも台風の時は波が来るところです。

波が来る・・・だから波来草です。

 

コクワガタ  昆虫ではありません。植物です。

宮崎県北部の標高の割と高い山の中.。

杉が植林されている林で、陽はほどほどに当たる斜面でした。


コクワガタがところどころに咲いていました。

昆虫のコクワガタは子供がよく遊んでいましたが、植物にもコクワガタというのがあります。

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高さは20センチ位。葉は上部が大きく、下部は小さい。 

 

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花冠は淡い紫色のようです。

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大きさはこのくらい。

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このコクワガタは図鑑等にはなかなか出てきませんでした。

やっと見つけたのが、

平凡社 日本の野生植物Ⅲ 草本 合弁花類です。

クワガタソウの説明の中に次のように書いてありました。

(クワガタソウという)「名は鍬形草で、果実につく萼の様子がかぶとの鍬形を思わせるのでいう。四国・九州の山地には全体に小さく花序は短く、花数の少ないものがありコクワガタ forma   takedana  Yamazaki という」

それだけでした。

 

コチドリ

海を見ていました。

向こうに青島が見えて、こちらではサーフィンをしています。

砂浜から一段高くなった松林との間は砂地に草が生えています。

そこを歩いているとけたたましい鳥の声がしました。キッキツキー、キッキツキー

近くにタカがいるのかと思いました。チョウゲンボウの声くらいの感じですがチョウゲンボウとは違う声です。一体何のタカだろう。

声のする方を時々双眼鏡で覗きながら歩いてみました。

タカはいません。

左の方から聞こえていた声が右の方に変わりました。

おかしいなと思って地面を見るとそこにいたのはコチドリでした。

随分近いのに遠くの声に聞こえました。

コチドリがこんなに大きな声を出すなんて。

どうもそこにはコチドリの巣があるようです。

そのけたたましい声は、私を威嚇しているのです。

 

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コチドリはあっちに行ったりこっちに来たりして私の周りをまわります。

巣が見つからないようにしているようです。

 

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向こう向きになっても私を見ています。 

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 コチドリの目の縁の金色がきれいです。

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巣を探したいところですがそれはコチドリがかわいそう。

パチパチとコチドリの写真を撮ったら早々に退散しました。

 

 

ムヨウランとミドリムヨウラン

今月、ムヨウランとミドリムヨウランの両方を見ました。

両方とも「無葉ラン」ですから、葉がありませんので光合成しない菌従属栄養植物です。

ムヨウランはあちこちで見ますが、ミドリムヨウランは宮崎県では今のところ1か所確認されただけのようです。

まずムヨウランですが、時々出会うといっても、花がパッと開いたところを見る機会はほとんどありません。

今回も何回か確認に行きましたが、最後は咲いているところを教えてもらってやっと花が見れました。

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上はムヨウランですが、下はミドリムヨウランです。

いや、だと思います。

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えっ、一緒!

いやそんなはずじゃ(笑)

しかし似ていますねえ。ミドリムヨウランがあるといわれている場所のものではあるのですが、もちろんそこにもただムヨウランがないわけではありませんから。

(薄暗いところですから、ミドリムヨウランの方はフラッシュをたいています)

もうちょっと緑っぽかったら、わたくし素人は悩まなくてもいいのだけど。

私の写真倉庫にあった同じ場所のミドリムヨウランです。

 

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これなら悩まなくていいような気がします。。




 

コメツキガニ

宮崎市の加江田川に行きました。

干潮の時刻でアサリを採っている人がいました。

のどかな川口。

 

潮が引いた砂地に小さなつぶつぶがいっぱい。

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小さな砂の塊。

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なんだか川の流れで自然に出来たというより、作ったような模様。

規則性があります。

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これを作っているのは真中にいるこの人。コメツキガニ君です。

白い枯れ葉の右側。

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枯れ葉と比べて分かるとおり、コメツキガニは1センチ位の小さなカニです。

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そしてこのつぶつぶの正体は砂の粒。砂団子です。

この砂団子の小さいこと。ほんの数ミリです。

 

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どんなにしてこのカニが砂団子を作っているのでしょう。

カニの右の鋏(はさみ)にご注目。

砂に押しあてて

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砂の中に差し入れて

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砂をすくって

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口に持っていって食べます。もぐもぐ。

砂についている栄養分・・・珪藻類など・・・を舐めとって

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しばらくして、口から余った砂を吐き出して

(眼の前の右鋏が触っているところ)

f:id:tonji44:20190526212016j:plain右の鋏ででその団子を挟んで

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右下に置きました。

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 これが砂団子でした。そして少し進んでまた砂を食べてもぐもぐして口から出して置きます。

芸術的な砂団子の絵も満ち潮でぜーーんぶ消えてしまいます。

 

コメツキガニの米搗くとは、籾摺(もみずり)の後の玄米などを、もう少し白米にするために、臼に入れて杵でついて精米するということですが、このカニの繁殖期に、オスが背伸びしながら鋏を上に持ち上げてドンと下におろすのを米搗きに見立てたのだそうです。

キョウジョシギとメダイチドリと・・・

宮崎も夏が近づいてきました。

川口には川に入って魚釣りする少年。

その手前の岸右側にキアシシギ。

のんびりとした風景です。

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満ち潮です。

釣りをしている少年の近くに、鳥が何羽も飛んできました。シギのようです。

他の所にいたけど、満ち潮で陸がなくなって飛んできたのだと思います。

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だけど色が少し変。顔が黒い。


キョウジョシギでした。

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川岸に一列に下りました。

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餌を採り始めました。

お腹いっぱいになったら、北国に向かって旅立つでしょう。

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キョウジョシギは京女鴫です。京都の舞妓さんのような艶やかなということではありません。

京友禅の黒留袖を着た京都の女です。この色の組み合わせがそれを連想させるのでしょう。

この色彩は和を感じさせるのかもしれません。

 

こっちの頭が白っぽくて羽の色が鮮やかののがオス。

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こっちの頭が茶色っぽくて羽の色が地味なのがメス。

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隣に別のシギが来ました。

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メダイチドリの夏羽です。

夏羽はきれいですね。ここまできれいなのにはなかなか出会いません。

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今度は大きなシギもやってきました。

ホウロクシギです。

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潮の満ちてくる夕方の川口は面白いです。

釣りの少年はいつの間にか帰ってしまって、私一人になっていました。

 

 

今年もソハヤキトンボソウが咲いていました。

祖母・傾・大崩ユネスコパークのゾーン内の山の中腹、今年も行ってみました。

去年よりたくさん咲いていました。よかった~。

なくなるのではないかと心配です。

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上の4本を、2本ずつに分けて撮っててみました。

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独立した1本です。

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高い崖の上。

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花の拡大です。

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大きさです。

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まだ葉だけもあります。その右に小さなものも。

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来年も咲きますように。そして次世代に引き継げますように。

ユネスコパークの基本方針である
「貴重な生態系の持続的な保全」のために。

エビネ 北のエビネと南のエビネ

宮崎県の北の六峰街道と、南の霧島山系に行きました。

両方とも標高千メートル位の車で行ける所です。

 

両方でエビネを見ました。

エビネといっても色が違うなあと思いました。

まず下の写真は六峰街道のエビネ。

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次に霧島山系のエビネ。上に比べて色が濃いです。

たまたまかも知れません。

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次は六峰街道の方の環境など2枚です。ここは杉の植林してあるところでした。

山の中を歩いていて、ひょっこり出会うととってもうれしいものです。

何か所もありました。

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次は霧島山系の2枚です。遠目でも色が濃いなあと思いました。

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このエビネは通称「ジエビネ」と呼ばれています。最も一般的で最も多い基本種です。

1970年代から1980年代にかけてエビネブームが起きました。

それまでは山に普通にあったのですが、宮崎県でも採り尽くされてしまいしました。

ジエビネはあまり人気がなかったので、かろうじて残ったのが今少し復活しています。

 

 

 

 




 

 

ブッポウソウ 連続3つの橋にペア

延岡から高千穂に向かう国道218号線は神話街道と呼ばれています。

2車線道路でとても走りやすい気持ちのいい道路です。

途中橋がたくさんあります。一番有名な橋は青雲橋です。その高さはなんと137mもあります。びっくりする位の高さです。

 

暑いので車の窓を開けてこの道を走っていました。

ある橋の真ん中付近を走っているとき、「ゲッゲッ」という独特の声。

もしかしてブッポウソウ?

前も後も車なので橋の上では止まれません。

橋を過ぎた所の引き込み線に車を入れて、歩いて橋を歩くと、橋の脇の電線にまぎれもなくブッポウソウ。

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遠くにも1羽。

急いでカメラを持ってきて写真を撮りました。

しばらく見た後、車を出して、少しばかり走ったところに同じような橋がありました。まさかとは思いつつゆっくり走るとそこにもいました。ここも2羽。

そこでは少し高い電線に1羽止まっていましたが、後からもう一羽がやってきてすぐ近くに止まりました。

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そして後から来た右のほうが、最初からいる1羽ににじり寄っていきます。

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そしてキスをしました。

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しかし、よく見るとキスではなく、後から来た右の方の口の中に入れていた虫を、左の方が取り出しているようです。

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左の方が受け取りました。

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バッタのような虫。オスからメスへのプレゼント。左がメス。

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これでペアが成立。ということはここで繁殖するのかもしれません。近くの森の大木に巣穴があるのでしょうか。

最初の橋の2羽もここで繁殖するかもしれません。

そして、また車を走らせました。すぐまた同じような橋がありました。

2度あることは3度ある・・・ありました。そこには1羽が電線に止まっていましたが、どこからか鳴き声が聞こえきました。

3ペア。

この3つの橋には、毎年来ていて気付かなかったのか、はたまた今年初めてやってきたのか?

またいつか見に行ってみます。

 

シジュウカラの巣箱のその後

わが家の庭の木に懸けてあるシジュウカラの巣箱では抱卵中です。

宮崎も昨日から暑くなりました。

日中は真夏みたいです。

そのせいか、巣箱からメスが時々顔を出して1分くらい外を眺めています。涼んでいるのかもしれません。

ヒナはまだ孵っていないようです。ヒナが孵ると木の下に行くと、チッ、チッ、チッという細い声が聞こえるようになります。

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ラショウモンカズラ 切り落とされた鬼女の腕

沢沿いを歩いていると、ラショウモンカズラがたくさん咲いていました。

なかなか出会える花ではありません。

何年振りかに見ることができました。 

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唇弁の色が鮮やかです。

白に赤い紋様。

これがラショウモンカズラと名前の付いた所以です。

切り落とされた鬼女の腕から流れる血。

そんなイメージでしょうか。

 

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平安時代の謡曲「羅生門」に出てくるのだそうです。

夜な夜な羅生門に出る鬼女を討取ろうと、源頼光天王の一人、渡辺 綱(わたなべのつな)は一人羅生門に向かいます。そして悪戦苦闘の末鬼女の片腕を切り落とします。鬼女は腕を置いて逃げます。

腕からしたたり落ちる血。

しかし、まあよくそんな名前を付けようと考えた人がいるものです。f:id:tonji44:20190522115324j:plain

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これが咲いていたのは日が当たらないような鬱蒼とした森。

名前にも、咲いている場所にもかかわらず、花はとても爽やかで綺麗でした。

野生のガンゼキランを見ました。

 

ガンゼキランはあちこちの家の庭に植えられています。

しかし、常緑樹林に生えているという野生のガンゼキランを見るのは至難の業です。

というのがこのランは体が大きいし、花も大きく黄色で目立ちますから、見つかってしまい、掘られてしまうのです。

そのガンゼキランに出会いました。

 

そこは確かに常緑樹の薄暗い森。

何か遠くに黄色いものが見えたので近づいてみました。

昨年の台風で木が倒れていてなかなか進めません。

近づくとガンゼキランでした。

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こんな環境でよく花を咲かせました。

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葉が無いと思ったら枝に押しつぶされていました。

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下の花を見てください。エビネの花とは作りが違うようです。

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名前のガンゼキは岩石だそうです。球茎が岩石のように固いからとか。

だけどどうしてガンセキランでなくて、ゼキと濁るのでしょう。

それはともかく、自然林の中のガンゼキラン、葉が押しつぶされて本当に自然のままでした。

 


 

アオサギ 巣作り中

宮崎市のとっても大きな池です。

その池の堤の対岸の木にアオサギが営巣中です。

対岸ですから人は近づけません。

 

大きな木の途中に、枯れ木の枝を持ってきて大きな巣を作っています。

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500ミリの望遠レンズで堤の上から撮ったのをトリミングしています。

こんな大木の途中の巣です。

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元画像は上の写真よりまだ広いですから、拡大し過ぎて写真が鮮明ではありません。

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上の写真の5本の木にそれぞれ巣を作っています。まだ作る途中の巣もあります

 

下の写真は、まだ巣作り中のペアーです。枯れ枝を咥えています。

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まだ愛をささやきあっているペアーもいます。

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こちらは巣を整え中。

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抱卵の期間は4週間くらいですから、雨が続いたりで大変です。

無事にヒナが誕生しますように。