絶滅危惧種
海岸に行きました。浜の向こうの海からそそり立つ絶壁。 その岩山に咲いていたのはツメレンゲです。 花が開いたらこんなにきれいです。 下はまだ子供。 「こんな岩山に咲いて、どんな人生なの」 「辛抱辛抱。だけど海が見える・・・一つだけでもいいことがあ…
浜を歩きました。貝殻の落ちている砂浜です。 砂浜の色、海の色、空の色・・・。 寒くないし好い天気。 暫く歩いて行くと流木など打ち上げられたものがいっぱいの所。 その手前に何か丸い塊。 ハヤブサ? もっと近づいたのに逃げない。 胸の模様が子供っぽい…
長閑な日、川沿いの道を歩きました。 チケイランが咲いていました。 今時咲くランの花。 南方の植物だそうです。
林の枯れ木。 白いタカ・・・もしかして。 オオタカでした。この胸の横縞模様、成鳥です。 飛んだら池のカモやサギが大騒ぎのパニック。 オオタカは強~い! 少し離れた木に止まりました。 今季初。タカの中で私が一番好きなのがオオタカです。
ヒナヒゴタイの花を見に行きました。 咲いていました。ちょっと遅かったかな。花はもう終盤。 それでもこの独特の色合い。 タテハチョウもやって来ていました。 何とか間にあって好かった。来年は10日くらい早く行くことにしましょう。
ハマシギなどのいる湿地。そこに足の長いスマートなシギ。 ツルシギでした。冬羽。 11月21日、こんな冬に宮崎にいるとはびっくり。
朝、海に行きました。海岸の枯れ木に大きな鳥が止まっていました。 ハヤブサでした。私は今季初。 羽繕いしたり・・・。 飛び立つまで待とうと思って見ていましたが、結局30分以上飛び立ちませんでしたので根負けして離れました。
川の上を小さなカモメが飛んでいました。 足が暗赤色、嘴が黒。ズグロカモメでした。 カラスより小さい。 遠い砂州に下りました。2羽でした。 ズグロカモメの頭黒カモメ(夏羽)は宮崎にはなかなかやって来ません。 10年以上前、この同じ川にやって来たこと…
クロツラヘラサギが10羽以上いる池の遠く離れた葦の陰。 ここにもクロツラヘラサギが1羽いると思ってよく見たら・・・。 ヘラサギでした。 クロツラヘラサギより少し大きく感じます。 立派なヘラ! ヘラサギを私は今季初めてみました。
街から随分離れた山里に行ってきました。 薄曇りの日、ススキとアザミの花が揺れていました。 今時のアザミ、何アザミ? ヤナギアザミでした。 葉がアザミ的ではありません。柳的。 爽やかな野歩きでした。
刈り取りの終わった田んぼ。 大きな鳥が1羽。 ナベヅルでした。アオサギより体が大きい。 ノンビリくつろぎ中。 迷子になったのかな。孤独が好きなのかな。
小高い山の上の方、森の中にヤッコソウが咲いていました。点々といっぱい。 ヤッコソウは葉緑素を持たない寄生植物です。 大名行列の奴さん。 形も不思議な植物ですが、いつも出ていた山に、ある年から全然出なくなったりします。
正式にはムラサキムカシヨモギだそうです。 私たちは普通ヤンバルヒゴタイと呼んでいます。 池の脇の小道に咲いていました。 ヤンバルという名がついているように、沖縄など南方系の植物です。 アザミなどより小さな花です。宮崎ではなかなか出会いません。
家から車で2時間位の山。道路脇の高い崖から水が滴り落ちています。そこに黄色い花。 車を止めて近づきました。ホトトギスでした。 葉を茎が突き抜いています。キバナノツキヌキホトトギス。 丁度満開の時期でした。
山の中にひっそりと咲いている花トリカブト。タンナトリカブトです。 派手なようだけど目立ちません。 自然の中に咲いているきれいな花。 猛毒で有名です。シカが食べません。
昼間の気温は高いまま、だけど日の入りが早くなりました。 今日はタニジャコウソウが咲いているかもしれないと思って、教えてもらった山裾の小さな川に行ってみました。 咲いていました。 遠くからも目立つ赤い花。 今年も見ることができて好い日でした。
山の中腹の林道に車を止めて歩きました。 ジジジジとまだセミの声が響くだけ、ほかに音がしません。と思っていたら右手の山の中でククク、ガサガサという音。 もしかしてと思って探しました。 長い尻尾が見えました。 ヤマドリでした。アカヤマドリ。 向こう…
10月だというのにコアジサシが沢山飛んでいました。 エサ獲りに夢中。 黒いサギが飛んできて一緒にエサ獲り。 「魚獲った」 テトラポットで一緒に休憩。 「あなた誰?」 「ぼくクロサギ」 このあとまたみんなでエサ獲りに出かけました。
潮騒のここえる林、雑草の生い茂る中に咲いている白い花。 今年もタコノアシの花が咲きました。 もうすでに姿かたちがタコノアシを彷彿させます。 10月下旬にはゆでだこが見られます。
山に行きました。大きな川沿いの道に咲いている花。 ツルギキョウの花です。 なかなか出会わない花です。 なかなか出会わないといえば、本物のキキョウに全然出会いません。 随分昔、宮崎県の北の岬の道で1回見たっきり。その時の写真が下です。 10月中旬で…
オニバスの花を見に行きました。 湿地を、長靴履いて近づいてみました。 きれい。 オニバスは気まぐれです。今年はいっぱい浮いていたのに来年はなくなるというようなことがよくあります。
水の溜まった田んぼを動き回るシギ。 足が赤いです。アカアシシギ。 アカアシシギなら嘴の根元も赤いはずだけど赤くありません。 2羽で動いていました。
近郊の山に登って来ました。と言ってもほとんど車で登ります。 この暑い中登山する人はいません。登山道は草ぼうぼう。 その中で時々白くて小さな花が・・・。 涼やかに風に揺れています。 タマカラマツのようです。 葉は少しずつ違いますが、平均的な葉。 …
宮崎県は農業用ため池がいっぱいあります。その数650か所。 その中の一つの小さなため池に行きました。周りは田んぼです。 池の周りは今の季節、草に覆われています。その草の中に目立たないツル性植物。 そして小さな小さな花が着いています。 葉はカモメが…
一昨年まで咲いていた場所のナンゴクカモメヅルが消えてしまいました。 それで今年はその付近の山を探し回ってみました。見つかりました。 ヘクソカズラなどの咲いた藪の中に隠れていました。。 咲いている花はほんの少し。まだ蕾が多かったです。 南国とい…
湿地に生えている白っぽく四方八方に茎をのばしているのはシロバナナガバノイシモチソウだそうです。 なるほど白い花をつけています。 この細い腺毛の先の粘液で虫を捕まえるのだそうです。 そうモウセンゴケ属です。 イトトンボがやって来て止まりました。…
9月。この真夏のような暑さに咲く着生ラン。 カシノキランです。 暑すぎてセミの声もしない午後1時でした。
農業用ため池に小さな小さなまん丸い葉の浮草。 葉の直径は2~3センチ。とっても小さい。 そこの小さな花。よく見ないと見えないくらいの小さな花です。 池中に繫茂する年と、そうでない年があるようです。今年は少なめ。
山際にある大きな池、冬はカモがいますが今はカイツブリだけ。 その池に浮いているのはヒツジグサです。 午前11時02分。ヒツジグサ。 蕾が2個見えます。右側の方が大きい。 未(ひつじ)の刻になれば咲くのかなと思って午後2時16分、再度訪問。 すると右側の…
池の一番上手、ガマが生えていそうな所、浅くてどろどろの中に見たことのない花が。 これはいったい何? 調べたらミクリでした。 ↓ 上の白っぽい3個が雄性頭花で下のまん丸くて大き2個が雌性頭花ということです。 この雌性頭花のまん丸が栗の実に似ていると…