クロハラアジサシのいる田んぼ

水の溜まった田んぼの上をアジサシが5羽飛び回っていました。

クロハラアジサシでした。

↓ 田んぼでエサを採っていたタカブシギの方へ・・・。

「タカブシギ君こんにちわ」

「ああ、びっくり。突然おりてこないでよ」

↓ こんなクロハラアジサシも。白っぽい。

↓ 少し腹が黒くなりました。

↓これは黒腹。

クロハラアジサシは忙しいこと。ずっと飛び回っていました。

 

イヌタヌキモの花

カイツブリのいる大きな池、水面に黄色い花がいっぱい。

イヌタヌキモの花です。水の中に長い茎が這いまわっています。

この池以外では見たことがありません。

イヌタヌキモを見ていたら、水の中からひょっこり顔を出したのは・・・。

ミシシッピアカミミガメでした。

こちらはどこでも見られます。

秋のサシバの渡り

今日7日は曇りの天気予報でしたが、朝起きてみると青空。

朝ごはんもそこそこに近くの山に登ってみました。

アオゲラのけたたましい声が聞こえた後は静寂。人もいません。

北の方向の空に目を凝らすと、サシバが飛んで来ました。こっちに向かってきます。

タカバシラを作りました。

平野から山になったところの上昇気流で上昇し、南行きの風を捕まえたら、そこから南に流れていきます。

南の国で冬を過ごして、来年3月末ごろ北に向かう姿が見られます。

宮崎より北の方で繁殖するのです。

今年もサシバを見送ることができました。

オオハシシギとエリマキシギと・・・

今年は例年よりも秋の渡りのシギチに出会う回数が少ないです。

やっとシギのいる田んぼを探しつけました。数が少ないですけど。

下のシギチ集合写真、3種類のシギがいます。

一番右にいるのはオオハシシギです。

↓オオハシシギ。エサ捕った!

オオハシシギ久しぶりに見ました。くちばしが長いこと。

1番目の集合写真の左はエリマキシギでした。

↓ 右がエリマキ、左はオオハシシギ。

↓ エリマキシギは毎年のように見れます。

集合写真の真ん中3羽はアオアシシギです。これは夏羽(繁殖羽)かもしれません。

いつも見るのはもう少し白っぽいです。

暫くいてくれますように。

 

テトラポッドのチュウシャクシギ

大きな川の川口はテトラポッド(波消しブロック)で川の流れが制御されています。

テトラポッドの上を飛ぶ鳥。

止まったり飛んだり、ここが遊び場のようです。

チュウシャクシギ。腰が白いです。

川口には先日の大雨で流木が打ち上げられたまま。

沖を行く船。

アカハライモリのいる山の水たまり

山奥に水溜りがありました。きれいな水が山からチョロチョロと流れ込んでいました。

そこにいたのはイモリ。

アカハライモリでした。

昔はどこにでもいたアカハライモリ、最近はなかなか見かけません。

水溜りの周囲にはミズヒキがいっぱい。

平地のミズヒキと違って小さなミズヒキ。

祝儀袋の紅白のひもです。

これはどこにでもあるけれど、静かや山の中で見るミズヒキはきれいに感じました。

 

 

シュスランの花と・・・

雨の後の森の中を歩きました。足元に小さな花。シュスランが咲いていました。

葉の中央を白い筋が通っています。

花も整っていて薄いピンク色が綺麗。

↓ 直ぐ近くには別の花が。花の形が少し違います。

ミヤマウズラでした。

ミヤマウズラはシュスランより大きく、葉にウズラのような模様があってきれいです。

シュスランもミヤマウズラももう終わったころかなと思っていましたが、森の中に残っていて、今年も見ることができました。

黄色いナミハンミョウ

ウスキキヌガサタケを見ていたら、ハンミョウがぴょんぴょんと近づいてきました。

何ハンミョウだろうかと思ってよく見ると…なんだか変。

ナミハンミョウですが色が変。

前胸部と前翅の間に「赤い」横帯があるのが普通ですが、そこが黄色いのです。とってもきれいです。

下は以前撮ったナミハンミョウです。赤いです。

ウスキキヌガサタケを食べて黄色くなった「新種ウスキナミハンミョウ?」

 

ウスキキヌガサタケにチョウ

川沿いの道、雨の後で水が多いです。

向こうに見えるのはごうごうと流れる川です。

手前右側、黄色いお地蔵さん。

ウスキキヌガサタケでした。朝10時ですから割ときれいです。

この黄色いマント、独特です。

う~ん、何を考えてこんな形になったのでしょう。不思議!

頭に乗ったのは、蜜を吸いに来たイシガケチョウ。

暫く見ていると頭に小さな虫がいっぱい。

ショウジョウバエです。

昼過ぎになるといろんな虫が来て食べられてしまいます。そして食べた胞子の入った粘液をどこかに行って糞をします。ウスキキヌガサタケの生き残り戦略です。

この頭の部分はどんな匂いかと鼻を近づけて匂いを嗅いで見ました。「何か匂うなぁ・・・」というくらいで強烈な匂いはしませんでした。