池の対岸で小さなカモ達が寛いでいました。
コガモだろうと思って双眼鏡で見たら頭に白いハチマキ。
シマアジでした。
下の写真、一番右はコガモです。
大きさが同じくらいです。
暫くすると泳ぎ出しました。
羽の裏初めてみました。
シマアジは近年毎年のようにやって来るようになりました。今年は10羽位でした。
広い畑の中にセイタカシギが1羽ポツンといました。
見ていると、なぜだか私のいる方に近づいてきます。
目の前でエサ取りです。いつ見ても足が長い。
胸がほんのりピンク色。
調べたら、足の長さは25センチ位だそうです。
車を止めて山の方に1時間くらい歩きました。
静かな森の中の大木に大きなキノコ。
サルノコシカケです。
こんなに大きい。猿が腰かけてもびくともしない。
今にも森の精霊が現れそうな所でした。
川口の砂州に大きなシギが1羽。
左を見ても
右を見ても
嘴が長い。
ダイシャクシギ?ホウロクシギ?
田舎道を歩きました。路傍の花を見ながら。
ムラサキサギゴケがいっぱい。
アマナもありました。
アマナは上品な着物の色。
キランソウは地獄の窯の蓋。
オオイヌノフグリ。私の好きな花です。
ホトケノザ
どの花も、それぞれに目を近づけてみると芸術作品です。
少し汗ばむような暖かい好い日でした。
カモ類が越冬する池。池中に浮いていたカモ達が殆ど帰ってしまいました。
ほんの少し残っていましたが、その中に変わった色のカモがいました。
ベージュ色のヒドリガモのオスです。
なんと優しい色。
大きな川沿いの木に鳥が止まっていました。
キジバトかなと思いましたが念のために双眼鏡で覗くとキジバトではありません。
コチョウゲンボウのメスだと思います。
橙褐色(だいだいかっしょく)の縞模様です。
長いこと出会えていませんでした。
この時期のコチョウゲンボウ、南の島から北に向かう途中かもしれません。
暑くもなく寒くもない気持ちのいい日の午後のこと。
大きな池のほとりでまだ残っているカモ達を見ていました。
マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オシドリ、コガモそしてオオバンとカイツブリ・・・。
すると中に小さくて赤っぽいカモが1羽いました。
メジロガモでした。久しぶりのメジロガモ。
暫くすると右の方からマガモの行列。中に小さなカモ。
カイツブリかと思いましたがミコアイサでした。メスです。
3月中旬なのにミコアイサがまだ残っていました。
カモ達がガアガア鳴きながら落ち着かなくなりました。
タカが来たと思って空を探したらノスリがいました。
夕方までのんびりと池の端で過ごしました。日脚が伸びました。
山の方の小さな集落。
ポツンポツンと家がありました。
車を止めて、田んぼ道を歩きました。生まれ育った田舎を思い出しながら。
もう耕作が終わって水が張られています。
右側の土手に綺麗な花。
ツクシショウジョウバカマでした。
ツクシショウジョウバカマは、いろいろの花の色があって面白い。
田んぼはもうすぐ田植えです。