廃屋.廃墟
私が住んでいる宮崎市から、日南に行く道は、今は高速や海岸線や山越え(大戸野越え)やいろいろありますが、その昔明治、大正、昭和の初めごろは今「山仮谷線」と呼んでいる山越えの道がありました。宮崎市の鏡洲(かがみず)から椿山公園を通って南に行き…
家から2時間くらいかけて、遠くの山に行きました。 最後の集落を過ぎて林道をずっと登って行くと小さな沢がありました。 きれいな水が流れていました。 そこの苔むした石の上に咲いていたのはジンジソウでした。 いい場所を陣取っています。 少しの風でゆら…
また山の中を歩きました。 キビタキが鳴き続けていました。 ホタルガがいました。 幅の広い触角。 ホタルガのいた森です。 突然人工物が目の前に現れてびっくりしました。 階段と建物。 荒れ果てた神社でした。階段を上ると入り口。 放置されてから、随分時…
小さな漁港の横の広場に、廃船になった小舟が置いてありました。 もう使われなくなって随分経つようです。 今は役目を終えてうとうと眠っています。 その小舟の周りには今スミレがいっぱい。 どうしてこんなにいっぱい? 一所懸命働いた小舟をねぎらっている…
遠い遠い山に行きました。 息を切らしながら道のない山を登っていましたら、上の方に何やら家ののようなもの。 この付近は道路もないし何だろうと思って近づいてみました。 壊れかけた家でした。 石垣が立派です。 入ってくる道もありませんから、もう住む人…
西都市から西米良村へ一ツ瀬川沿いを走っている道路…通称米良街道…と呼んでいます。その途中の一ツ瀬ダム横を走っているとこんなバス停がありました。 古仏所と書いて「こぶつくろ」とフリガナがふってあります。 変わった読み方です。 その道路すぐ上に古い…
山奥に行くと時々廃屋に出会います。 古い石垣でそれと分かります。 昭和40年代から50年代の高度経済成長期に、道路状況の悪い山奥の家は少しずつ街に出て行って、家だけが残されたようです。 先祖代々受け継がれた家を去るのはどんなにつらかったことで…
山奥の又その山奥、昔集落があったところに行ってきました。 今は廃屋が数軒あるだけ。 その廃屋の周りに咲いている花はシャガです。 昔、人が住んでいて今はシャガが住んでします。 草丈50センチくらいです。 独特の綺麗な花です。 シャガという植物は面…
広い砂浜。 そこに打ち上げられた廃船。 もう何年もここにあります。 どこから流れついたのでしょう。 訪ねてくるのはカラス。 カラスが飛び立てばまた一人。 広い砂浜。 ずっとずっと昔からある砂浜。 広い海。 雲と波。
先日、西都市尾八重の大椎葉(おおしいば)に有楽椿を見に行ったとき、その奥に小椎葉(こしいば)という集落があって、そこには小学校もあって今もその建物が残っているという話を通りかかった軽トラックの人に教えてもらいました。 その日は時間がなかった…
昔、白水という集落があったと聞きました。 西都市と木城町の境を流れる瀬江川という川の上流だそうです。 なんでも10戸くらいの小さな集落で、学校の分校もなかったそうです。 一体どうして生活していたのでしょうか。 林道で出会った人に聞いたりしながら…
田んぼにシギ・チドリなどを探しに行きましたら、シギやチドリはいなくて、チョウゲンボウが電柱に止まっていました。 もうやってきました。 気の早いチョウゲンボウ。 何か草むらで動くものを狙っています。 狩りは成功?失敗? 何か虫を口にくわえています…
全国的に絶滅が心配されている植物の一つです。 今回私が行ったところは数少ない自生地ですが、荒れ野で、ほかの植物がいっぱい繁茂しており、ここも危機的な状況でした。 時期が遅かったのか、花はほんの数えるほどでした。 植物自体は80センチ位の背丈です…
昨日は、林道の突き当りで見たコショウノキのことを書きました。 崖崩れで仕方なく車を随分バックさせました。 やっと広いところがあってそこで回転させたのですが、その広いところは、下の川の方に小道のあるところでした。 そこに車を置いて、その小道を歩…
西都市から西米良に行く道は一ツ瀬川沿いの道です。 川に沿って道がくねくねと続いています。どこまでもどこまでも。 運転に疲れたので休憩しようかと思いますが、左側は川、右側は崖という所でなかなか車を止めるところがありません。人家もないところでし…