山奥のそのまた山奥の廃村 白水集落

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昔、白水という集落があったと聞きました。

西都市と木城町の境を流れる瀬江川という川の上流だそうです。

なんでも10戸くらいの小さな集落で、学校の分校もなかったそうです。

一体どうして生活していたのでしょうか。

 

林道で出会った人に聞いたりしながら白水があったという所を目指しました。

途中でがけ崩れか何かで引き返すことになるかもしれないのは覚悟の上です。

県道から舗装していない山道に入って1時間半走りました。

途中崖崩れのところがあったり、落石があったり、倒木があったりの道でゆっくりゆっくりしか進めないのです。石をどけたり鋸で木を切ったり。しかし決定的な大きな障害はありませんでした。

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尾根から下る道はとうとう入り口が崖崩れで車がいけなくなりましたので、車を置いて歩くことにしました。

目指す白水集落はどうもその下の谷沿いにあるらしいのです。

その川は西都市瀬江川の上流に当たります。

 

あった。人のいた痕跡。何か小屋の跡。そろそろかな。

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川にたどり着きました。歩いて下ること片道40分。遠かった。

だけど橋が壊れています。

川に下りて石伝いに渡ることができました。

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樹が茂った間に何やら住居の跡らしきもの。石垣とか丸いコンクリート製のものとか。

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確かに石垣は10戸分くらいの敷地を囲っていました。

これはかまどのあとかな。f:id:tonji44:20191223202703j:plain

こっちにも。

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点々とありますが、木材は残っていません。朽ち果てたのでしょう。

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生活のあとの瓶。

石と瓶は腐らない。

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住居跡の下を流れる瀬江川の上流です。

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 マンリョウの赤い実。

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谷底だから見上げないと空が見えません。

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 斜面には祠の跡。 

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ここで昔暮らしていた人たち。

一体どんな暮らしをしていたのでしょう。

石に腰を下ろしてしばらく思いを巡らせました。

生あるものは必ず滅す。