山奥の又その山奥、昔集落があったところに行ってきました。
今は廃屋が数軒あるだけ。
その廃屋の周りに咲いている花はシャガです。
昔、人が住んでいて今はシャガが住んでします。
草丈50センチくらいです。
独特の綺麗な花です。
シャガという植物は面白い植物です。
以前植物に詳しい人とよく歩いていました。
植物に詳しい人にとってはシャガはどうでもいいみたいなのです。
というのがシャガは帰化植物ということになっていて、日本固有の野草ではないということのようです。
シャガは随分昔中国から入ってきたそうです。。
三倍体のため種子がつきません。
種子で増えないということは、人為的に株を移動して日本国中に広まったということのようです。
そう言われてみると、「車で走っていてシャガが目に入ったら必ず近くに家がある」という法則があるように思います。
廃屋にはこんな植物も繁茂していました。エビネです。
このエビネもあちこちの廃屋にありました。
廃屋も跡がこのような綺麗な花で埋め尽くされたら、昔住んでいた人もうれしいことでしょう。