うちから1時間半ぐらい車で走った山奥に行きました。
小さな川の脇の道を遡りました。人っ子一人いないし、車ともすれ違いません。
新緑の始まり。とても気持ちがよくて時々車を止めて散歩しました。
たまに落石があって、石を動かしたりしました。
なんとかその川の一番上流に辿り着きました。
昔集落があったところですが、今は全部廃屋になっています。
古い小さな神社の横を通っていた時、カーブを曲がったら道路右側に何かいます。慌ててブレーキを踏みました。
タカが鳥を捕まえていて、食べているところでした。
すぐ逃げてしまうかとドキドキです。
食べているのはアオバトです。
翼を広げて、私に取られないようにしています。
運転席の窓からカメラを出して写真を撮りました。
暫くしたら、アオバトをぶら下げて飛んでいきました。
興奮の2分間でした。
ところでこのタカは何?ハイタカ? ツミ?
現場ではハイタカと思いました。捕まえているアオバトと大きさが一緒くらいに見えたのです。私は以前窓にぶつかって死んだツミを手に持ったことがありました。ほんと小さくてヒヨドリ位と思いました。
今回ハイタカと書いた写真を鳥に詳しい友人に送りました。するとツミではないかと返って来ました。それで図鑑やネットで調べてみました。オスはヒヨドリくらい小さいけど、メスはドバト位ということが分かりました。ドバトとアオバトは一緒くらいの大きさです。
それでもう1回見直してみますと、頭から頸まですっぽり黒っぽい頭巾をかぶったように見えるところなどツミのメスに見えてきました。ツミならなかなか見ませんからハイタカよりずっと嬉しいです。