宮崎の植物

ラショウモンカズラ 切り落とされた鬼女の腕

沢沿いを歩いていると、ラショウモンカズラがたくさん咲いていました。 なかなか出会える花ではありません。 何年振りかに見ることができました。 唇弁の色が鮮やかです。 白に赤い紋様。 これがラショウモンカズラと名前の付いた所以です。 切り落とされた…

野生のガンゼキランを見ました。

ガンゼキランはあちこちの家の庭に植えられています。 しかし、常緑樹林に生えているという野生のガンゼキランを見るのは至難の業です。 というのがこのランは体が大きいし、花も大きく黄色で目立ちますから、見つかってしまい、掘られてしまうのです。 その…

マメヅタランの花 大きな木に着生

マメヅタランというのは、大きな木とか岩などにくっついいている着生ランです。 なかなか見ることができない花です。 今回、家から車で1時間半以上走った山の方の木に着いているのを教えてもらって、見ることができました。 それも手の届くようなところにも…

レンリソウ  連理の枝のような夫婦

レンリソウが咲いていました。 レンリソウのレンリとは何でしょう。 「連理の枝」という言葉があります。 結婚式の祝辞などでも聞きます。 「順境にあっても逆境にあっても、連理の枝のように、二人寄り添い支えあって生きてください・・・」という風に。 連…

ユキザサ  雪の笹・・・いい名前を貰いました。

六峰街道に車を止めて脇の小道を入ったら、きれいな花に出あいました。 ひょっこり出会うとうれしいものです。 これは開き始め。 2~30センチ位の背丈です。 ユキザサは雪笹です。 花が雪のように白く、葉がササの葉に似ているからだそうです。 運よくいい名…

ツクシシオガマ 白花もありました。

五ケ所高原を歩いていると、ツクシシオガマがいっぱい咲いていました。 年によって植物の種類の咲き具合もだいぶ違います。 葉4枚が茎を取り巻いています。葉もきれい。 遠くを歩いていた孫が「ツクシシオガマ白花がある」と叫びますので近づいてみたらほん…

サイハイラン 黄色のサイハイランがありました。

霧島山麓の道沿いにサイハイランが何本も咲いていました。あまり日の当たらないところです。高さは50センチ位。 サイハイランはなかなか出会えませんが、こんな道端に?という感じで咲いていました。 サイハイとは采配のことです。 「采配を振る」という言葉…

サクラスミレ  華やかなスミレ

土曜日に諸塚村、高千穂町を大学生の孫と巡ってきました。 その時標高の高い草原で見たサクラスミレです。 以前はたくさんあったのですが、今年はほんの数株しかありませんでした。 花が大きいそうですが、びっくりするほど大きくはありません。 だけど花が…

ウスギムヨウラン   ムヨウ・無葉・葉が無い。

ウスギムヨウランとは薄黄無葉蘭・・・薄い黄色の花が咲く、葉の無いランです。 それが咲いているという林の中を探して回りましたが、何しろ葉がなくて細い茎が30センチ位伸びたひょろっとした植物です。なかなか見つからなくて帰ろうとしていたら、偶然友人…

ルイヨウボタン 花ではなく葉がボタンに似ています。

これも六峰街道で出会った植物です。 ハシリドコロと同じ森にありました。 なかなか出会わない珍しい植物です。 そこにはたくさんありました。花が咲いているのはところどころ。 背丈は70センチ位。結構背が高いです。 花のように見えるのは萼片です。花の直…

ハシリドコロ 食べたら幻覚が来て走り出します。

六峰街道の植物です。 林の中にこんな植物がありました。 左の黒っぽい花を2個付けた植物です。 これは全長30センチ位でした。 この黒っぽい花。 ハシリドコロという植物です。 名前が面白いですが、トリカブトと同じように猛毒植物です。 全草が猛毒ですが…

クロフネサイシン よく見ないと花が分かりません。

高千穂町の林道を登って、クロフネサイシンを見てきました。 見たのは10年近く前ですから、今でもあるのかどうか確認したかったのです。 やっとそこに到着して、前見つけた時と同じように橋の上から双眼鏡で川岸の岩をのぞきました。 葉がありました。真中の…

コミヤマスミレ  卵型の葉がびっくりするくらいきれい

延岡市北方町から五ヶ瀬町までの6つの峠を結んだ延長57kmの林道が六峰街道です。 標高が高い峰を結んでいますので、とても眺めのいい林道です。 この林道の途中で小さな沢があったので登ってみました。 するととっても綺麗な葉のスミレがありました。 葉は…

ヤマシャクヤク 誰にも知られていない山で

連休で宮崎県の北部、日之影町、高千穂町、五ヶ瀬町を回りました。車中泊しながら。 ヤマシャクヤクの咲いている山へも行ってきました。 静かな山です。時々カケスのうるさい声がしてびっくりするくらい。 いっぱいありました。あちらにもこちらにも。 今、…

ハマヒルガオ 浜辺の砂に咲く淡いピンクの花

今の季節、浜に行くとハマヒルガオがたくさん咲いています。 白い砂と淡いピンク、とてもしっくりきます。 海風が吹いて、花はいつも揺れています。 女の子の浴衣の柄で見たような気がします。 日本全国の海岸にあるそうですが、近年数を減らしてきているそ…

タケノコ林

今はタケノコを収穫する時期はちょっと過ぎてしまいました。 最近はタケノコの需要が少なくて、取らないでそのままになっている竹山をよく見ます。 私が小さいころはタケノコは貴重な食糧で、大切に取っていました。 うちにも竹山があったのですが、タケノコ…

キバナチゴユリ 花は蕾みたい。

なんともつつましやかは花です。 茎は横に垂れて、その先の花はほんの少し口をあけて終わり。 茎の長さは40センチくらいあります。 姿はホウチャクソウに似ています。 花の色もとても控えめな黄色。目立ちません。 これ以上開きません。 宮崎県の西の霧島…

カヤラン 過酷な環境でも生きなければなりません。

今日から令和。 令和元年5月1日です。 先日、宮崎県の西の山の上にカヤランを見に来ました。 咲いていました。 着生ランです。 着生ランに花が咲くのはまだ先のことと思っていましたが、 「カヤランがもう咲いているよ」 と教えてもらって行ってみましたら、…

イワザクラ こんなところに似合わない花?

登山道の脇の崖に、イワザクラがたくさん咲いていました。 標高千メートル位の山ですから、ほかの植物は、まだ芽吹き始めたころ。 そんなちょっと殺伐とした崖に咲いているのです。 温室で咲いていそうなかわいい花、咲くところを間違えたのかな? いやいや…

綾の照葉樹林 新緑の色様々

4月の終わりには綾の照葉樹林が新緑と椎の花で輝きます。 いっときの「黄緑と黄金色の輝きのショー」です。 真中を流れているのが綾南川です。 綾の吊橋へ行く道路です。上流側から下流側を撮影です。 これが有名な「綾の吊橋」です。ぷらぷらしているのは鯉…

クマガイソウはバレリーナ

ほら、クマガイソウはバレリーナ。 「白鳥の湖」を踊っています。 クマガイソウが咲きだしたころかなと思って、霧島山麓の林の中に行ってきました。 咲いていました。咲き始めではなく、満開。 森を抜けて近づくと見えてきました。 この付近だけいっぱい咲い…

キンラン 落葉の中から緑の葉と金色の花

近くの小高い山にキンランが咲いていました。 大きな常緑樹で覆われた山です。フクロウが住んでいそうな森です。 沢沿いの道なき道をを登っていくと、なんとその落葉がいっぱいで下草の生えていない林床に何本も。 金色が落葉をバックに輝いています。まさし…

スカンポの咲くころ

すかんぽの咲くころ 北原白秋作詞 山田耕筰作曲 ♪ 土手のすかんぽ ジャワさらさ ♪ 昼はほたるが ねんねする ♪ ぼくら小学尋常科 ♪ けさも通って またもどる ♪ すかんぽ すかんぽ 川のふち ♪ 夏が来た来た ドレミファソ スカンポとはスイバのことです。 ジャ…

ヤマドリゼンマイ 山鳥の尾みたい!

新緑から木漏れ日が下りてくる小さな沢を登っていました。 すると、沢の真中に目立つものが目に入りました。 この真ん中の赤褐色のぴょんと立ったもの。 シダですが、初めて見るもの。日に輝いてとてもきれいです。 その時「ヤマドリの尾みたいだなあ」と思…

野生のカザグルマの自生地に行ってきました。

数年前、偶然見つけたカザグルマの自生地にいってきました。 咲いていました。花は見事に10個以上。 だけど付近に何か所かあった株がなくなっていました。 アブナイ。 カザグルマは全国的にも数が減少していて、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定…

ナツトウダイ 真上から見ると面白い

大きな川沿いの道を登っていましたら道路脇にナツトウダイがいっぱいありました。 100m位に渡って。 あるところには固まってあるものです。 葉の緑がさわやかです。 ナツトウダイの一番面白いところは、真上から見たところです。輪生状の葉がなんだか幾何学…

フデリンドウ 見つけたらうれしくなります。

尾鈴山麓の山道を車でゆっくり走っていました。 土手に何やら紫の小さい花。 車を止めてみると小さなフデリンドウでした。 春になると、なぜかこの花が土から顔を出しているのを見たくなりますので、とっても嬉しかったです。 その小さいこと。計ってみたら…

ナガバサンショウソウ 宮崎県と長崎県対馬だけとはどういうこと?

ナガバサンショウソウを見に行ってきました。 宮崎県中部にありますが、私が知っているのは数か所。 1か所目行ったところは、昨年の台風の被害か育ちがよくなかったので、2か所目で見ることができました。 ほんの少しだけしかありませんでした。 ここでは崖…

コゴメカラマツ 細い茎、小さな花、なんと繊細な!

【 タマカラマツで載せたのですが、コゴメカラマツではないかとご指摘がありました。 調べてみましたらコゴメカラマツのようです。よって4月11日コゴメカラマツに訂正しました。当方素人でただいま勉強中です。間違いがあったら今後ともよろしくご教示くださ…

「キブシが咲きました。 これが咲くとほら夏ですね」

「キブシが咲きました。これが咲くとほら夏ですね」 これは以前、植物博士と呼んでる方と一緒に歩いていたと時、咲きだしたキブシの花を見て口にされた言葉です。 その時は、まだ春なのに…と思いましたが、今キブシが咲いているのを見ると、にわかに暖かくな…