コウボウムギとハマヒルガオと・・・

海岸に行きました。砂浜の草地に花が咲き始めました。

これはコウボウムギ。これでも咲いているつもりです。

書の達人の弘法大使との関係は、この根の節の部分の繊維を筆として使ったからとか。

コウボウムギの手前にはハマヒルガオ。

つぼみがいい感じ。

付近にはハマイチョウ。

流れ着いたボールも。

何だか春の風情になりました。

 

オオイタビの実

眼下に海が見える道路。車を止めて歩いてみました。崖を見上げるとまん丸い実が沢山ついた木。

オオイタビでした。

蔓性の植物で、田舎に行くと石垣などにもくっついて這い上がっていますからよく見かけますが、実はなかなか成らないようです。

これくらいの大きさです。

イチジク属の1種ですから熟すと食べられるそうですが、触ってみたらまだ固いでした。

マミジロタヒバリの尾羽の白

畑にマミジロタヒバリが2羽いました。

タヒバリやヒバリに比べると姿勢がよくてすっくと立っています。

遠かったので画像がよくありませんけど。

眉が白い、まみじろ。

飛びました。

↓ 写っていました。外側尾羽2枚が白いのが特徴なのだそうですが。

その白い尾羽が写っていました。

きょうはマミタヒの尾羽の白が見れて好い日でした。何か一日に好いことを一つ見つけるようにしています。なんでもいいのです。

ブロンズトキの色

車で田んぼの脇を走っていると、田んぼの脇の小道にカメラを構えた人。

何を撮っているのかなと近づきました。カメラの先には黒っぽい大きめの鳥1羽。

クロサギ??

ブロンズトキでした。ビックリ!

しきりに餌を捕っていました。

胸の赤っぽい色、なんともいい色です。

美しい。

昔見たことがありますが、久しぶりに見れました。

そのあと他を回って夕方その場所に戻りましたが、どこかへ飛んで行ったらしくいなくなってしまいました。ほんの一時の滞在だったようです。残念。

圧倒される花の色ルリハコベ

海の見える道路で。車を止めて歩きました。

道端に鮮やかな瑠璃色の花。

ルリハコベでした。

目を射るような鮮やかさです。

かわいい実がついていました。

大体、色が日本の花として似つかわしくありません。お淑やかで控えめではありません。ですから帰化植物とする意見もあるようです。

だけどどちらにしろ見ごたえのあるすごい色です。

 

 

トウネンの渡り

宮崎市の南部に青島があります。観光地です。

青島の北の方の浜から青島を見た写真です。

海に突き出ています。その先に灯台もあります。灯台との間も浅瀬の鬼の洗濯岩です。

砂浜から青島を見ていると、目の前の砂州に突然鳥が沢山下りました。

パラパラと降って来た感じでした。

小さなシギ。

砂州をあっちに行ったりこっちに来たり走っています。

エサを採り始めました。

殆どがトウネンでした。中に少しハマシギが混ざっていました。

しばらくすると潮が満ちてきて、砂州がなくなり始めましたら、一瞬のうちに飛び立って北上しました。

観劇者私一人の、一時(いっとき)のトウネン劇場でした。舞台がとってもよかった。

 

こんなところにヒメキセワタ

海沿いの山の上に畑がありました。その畑に行く道を車で登りました。

坂の途中、道端に白い小さな花が沢山咲いていましたので車を止めました。

高さは10センチにも満たないぐらい小さいです。

花は1センチくらいです。

その花に目を近づけてみるとオドリコソウに似ていました。

ヒメキセワタでした。こんなところで予期せぬ出会い!

姫の着せ綿・・・いい名前を付けてもらいました。

殆どは白っぽい花ですが、中にはくっきり赤い筋の花も。

この子たちも踊っています。やはりオドリコソウの仲間でした。

登り詰めると海が見えました。

春の霧雨が降ったり止んだりの日でした。

きれいなヘラサギと・・・

川岸にいたらクロツラヘラサギがたくさん飛んできました。

水辺に下りました。20羽以上います。

クロツラだけではなくてヘラサギも混ざっていました。

ヘラサギ少し赤みが出てきました。きれいです。

下の写真Y33の足輪の着いたクロツラがいます。

この足輪2009年に韓国で幼鳥につけられたそうです。

昨年の秋に見てそのあとずっとここにいます。

田んぼのシギ

曇り空の中、田んぼを回りました。

耳を澄ますとピィピィピィピィと鳴く声が聞こえました。タカブシギの声です。

声のする方へ行ってみるといました。タカブシギ。

タカブシギが7羽位、そしてアカアシシギが1羽。

下の写真、アカアシシギの前に小さなシギ。トウネンくらいの大きさ。

オジロトウネンでした。

いよいよシギチの春の渡りの始まりです。