宮崎も夏が近づいてきました。
川口には川に入って魚釣りする少年。
その手前の岸右側にキアシシギ。
のんびりとした風景です。
満ち潮です。
釣りをしている少年の近くに、鳥が何羽も飛んできました。シギのようです。
他の所にいたけど、満ち潮で陸がなくなって飛んできたのだと思います。
だけど色が少し変。顔が黒い。
キョウジョシギでした。
川岸に一列に下りました。
餌を採り始めました。
お腹いっぱいになったら、北国に向かって旅立つでしょう。
キョウジョシギは京女鴫です。京都の舞妓さんのような艶やかなということではありません。
京友禅の黒留袖を着た京都の女です。この色の組み合わせがそれを連想させるのでしょう。
この色彩は和を感じさせるのかもしれません。
こっちの頭が白っぽくて羽の色が鮮やかののがオス。
こっちの頭が茶色っぽくて羽の色が地味なのがメス。
隣に別のシギが来ました。
メダイチドリの夏羽です。
夏羽はきれいですね。ここまできれいなのにはなかなか出会いません。
今度は大きなシギもやってきました。
ホウロクシギです。
潮の満ちてくる夕方の川口は面白いです。
釣りの少年はいつの間にか帰ってしまって、私一人になっていました。