宮崎県北の海岸で、ナミキソウとコナミキを見てきました。
今までなかなか花と時期が合いませんでしたが、今回は丁度良い頃でした。
タツナミソウ属の海浜植物です。
だけど生えている環境が少しだけ違いました。
ナミキソウは砂地。コナミキは海岸の荒地という感じでした。
まずナミキソウです。30センチ位の「直立」です。
葉も感じがいいです。少しのこぎり。
花の咲いていない様々な植物の中で、突然この色に出会うとどっきりします。
青紫色というのでしょうか。
次はコナミキです。10センチか20センチ位。
波打ち際から近いのですが、ナミキソウが広い砂浜の上の草地に対して、これは岩場の横の流木とか海藻とか様々なものが打ちあげられている荒れ地でした。
直立ではなくて這っていました。
ナミキソウに比べて小さいことはもちろんですが、色も薄いです。
花は数ミリ。
殆どが2個づつついていました。
両方とも台風の時は波が来るところです。
波が来る・・・だから波来草です。