一昨日の土曜日、6月22日は夏至でした。
今から少しずつ日が短くなると思えば、ちょっと寂しい気持ちになりますが、いやいやそんな感傷に浸る気になれない「うだるような暑さの夏」が目の前に。
その一昨日は曇ったり晴れたりの日、一人で野山を歩いておりました。
トンボが飛び、チョウが飛び、名も知らぬ虫がいたりでそれを楽しみながら歩き続けました。まだ草いきれがするほど暑くはありませんでした。
草原(くさはら)の中に何か小さな花を見つけたのでしゃがみこんで見てみました。
とても小さくて15センチ位でしょうか。
なんだかその花の色に見覚えがあります。
思い出しました。ササバラン。
以前始めて見た時、花の一個一個がなんだか「お猿さん」と思ったのを思い出しました。
ササバランは葉がササの葉みたいだそうです。だからササバランとか。
上の写真の真ん中にあるのですよ。
こんな何でもない草原(くさはら)に埋もれるようにあるのに、よく行き当たったものだと夏至の神様に感謝です。