高千穂町の五ケ所高原は、祖母山など遠くに山並みが見えて爽やかなところです。
牧草地が広がっています。
とても広いところです。
そこをゆっくり歩きまわりました。
遠くにカッコウの声。
色々の花、チョウ、トンボ・・・そしてまず出迎えてくれたのはササの葉に止まった小さな二ホンアマガエル。
アソノコギリソウ。
確かにこの五ケ所高原の植物は、阿蘇の植物たちと同じようです。阿蘇が近いです。
葉が鋸のようです。ですから阿蘇鋸草。
ホタルブクロ。
ポツンポツンとありました。
下向きな花で、うつむいていますが、ちょっとだけ上向いてもらいました。
ホタルを呼び寄せる部屋はおしゃれです。
オカトラノオ。
花が重くて頭を垂れます。
チョウをはじめ色々な虫がやってきていました。
カワラナデシコ。
草原の 緑に中にポツンポツンとピンクの花が背を伸ばしています。
秋の七草のひとつ撫子はこのカワラナデシコのことだそうです。
秋の七草は、
萩(はぎ)・尾花(おばな)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)。
カワラマツバ。
平地でも見られるけど、とても元気に咲いていたので。
葉が細くて松葉のようです。
チダケサシ。
血竹刺ではありません。乳茸刺です。乳茸というキノコがあって、それを採ったらこのチダケサシの茎に刺して持って帰ったことからの由来だそうです。
穂が垂れなくて、上向きの花。
50センチから1メートルくらいの高さ。ここでは圧倒的に白花が多くて、時々淡い赤紫色がありました。
つづく