村はずれにある小さな溜池。
周りは田んぼ、そしてその向こうに人家があります。
溜池の堤には遊歩道が作ってあって、1周できます。
その池にはヒシがいっぱい。
ヒシの花です。
その池にはカイツブリ家族5羽とバン1羽がいました。
バンは最近あまり見なくなりました。なんだかオオバンにその場を奪われたような気がします。
ということで久しぶり近くでバンを見ました。
バンという名前は、田んぼに居ついているので、田んぼの番をしている鳥ということで名前が付いたそうです。
額板は赤く、その先のくちばしの先は黄色です。目立ちます。
遠目だと真っ黒に見えますが、このように近くで見ると焦げ茶色に近いようです。
綺麗な色です。
池の周りに生えているガマの中に変なものがありました。
ゴミをぐるぐる巻きにしたような。
カイツブリの巣よりずっと大きくて盛り上がっています。
もしかしてこれは近くを泳いでいるバンの巣かなあと思いました。
まだ見たことがなかったのです。
ヒシの花の写真を撮りながら、池を一回りして戻ってみると先ほどの巣のような中に何かいます。
赤いものが見えます。先ほどのバンがいなくなったと思ったら、巣に戻っていたのです。やはりバンの巣でした。
それにしても池の周りの小道から5メートルも離れていないようなところに、よく巣を作ったものです。
どこも繁殖の時季。うまく雛が孵りますように。