コミヤマスミレ  卵型の葉がびっくりするくらいきれい

延岡市北方町から五ヶ瀬町までの6つの峠を結んだ延長57kmの林道が六峰街道です。

標高が高い峰を結んでいますので、とても眺めのいい林道です。

 

この林道の途中で小さな沢があったので登ってみました。

するととっても綺麗な葉のスミレがありました。

葉は卵型で、分厚くて模様が入り、ビロードの布みたいです。

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このスミレがあった沢です。

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岩陰にあってとても感じがいいです。薄暗く日が当たらないところが好きみたい。

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その付近にあちらにもこちらにもありますが、葉は全部斑入りの卵型。

大きさはこのくらい。

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花は葉に比べて目立ちません。

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帰って友人に写真を送って名前を教えてもらいました。

コミヤマスミレ。

一番の特徴は、下の写真で分かるように萼片(がくへん)が反りかえっているところだそうです。

そこが、似ているフモトスミレとの違いのようです。

そして、毛が多いのも特徴のようです。これはぴったりコミヤマスミレ。

 

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だけど図鑑等で見てみましたが、こんなに綺麗に揃った卵型は載っていませんでした。

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そういうことで、このスミレに私が付けた名前「六峰卵葉コミヤマスミレ」