【県外編…鹿児島県】
大隅半島の太平洋側の道路を走っていました。
右崖の下は海。
昔の幹線道路だけど、今はバイパスができて車が殆ど通りません。
走っている車の窓から、道路際の草の中に赤い小さな花が見えました。
車を止めてもらって近づくと、ボンテンカの花?
いや待てよ。ボンテンカとは葉が違う。
こちらはオオバボンテンカの花でした。
宮崎県にはボンテンカがあります。しかしオオバボンテンカはありません。
この花は大隅半島と種子島以南の島にはあるそうです。
貴重な花に出会ってきょうはいい日です。
オオバボンテンカの花を見ていると、花の蜜を吸いに来たハチドリ・・・ではありません。ホシホウジャクというガでした。
オオバボンテンカは、道路脇にいっぱいありますしたが、少し北上するとなくなりました。ある場所は限定的のようです。
ボンテンカとの比較です。明らかな違いは葉です。
まず今回のオオバボンテンカの葉。
次にボンテンカの葉。
オオバボンテンカの葉は割と平凡な形ですが、ボンテンカの葉は独特で、一回見たら忘れません。葉だけでも魅力的です。
花はどうでしょう。
まず今回のオオバボンテンカ。
次はボンテンカ。
とても似ていますが違います。
そういうことで、大隅半島は山が深いし開発されていない所が多いので、とても魅力的な所です。
行くのにも遠いですが、それが自然を守っている一因でもあるのでしょう。
また行きたい所です。