串間市の草原で、私が最初にヒナヒゴタイに出会ったのは2010年ですから随分前です。
なんだかとても気になる花で、その後毎年今の季節に見に行っています。
九州にだけある花で、数が少ないのでとても貴重な花だそうです。
背が高い花で、草原の中で花が飛び出して咲くので、見つけやすいです。
と言っても他のアザミも咲いていますからそう簡単にはいきませんけど。
青空バックだとサワヤカ、スッキリ!
背が高すぎてなかなか1枚の写真に納まりません。
ひょろひょろのっぽ。私と同じくらいの背丈。
花はアザミみたいですが、茎の上部に、1個ではなくたくさんついています。
そっくりの花で、ヒメヒゴタイという花があるようです。
その花に比べて、こちらは総苞が筒状で細長いのだそうです。
ヒメヒゴタイという花見たいなあ。
下の方にある葉。普通のアザミのようにギザギザトゲトゲではありません。
不思議なことがあります。
毎年見にいているけど、同じところに咲いていないことです。
だから探し回らなければなりません。
昨日も今まで咲いたことのない所で見つけました。
まあ、その探すのも面白いです。真夏なら大変ですけど、さわやかな秋ですから。
この花は2年生草。1年目に葉や茎が育って、2年目に咲くのですね。
そのせいで場所が変わるのかなあ? 分からない。