水底の光と影、シマアメンボ

山あいの、今は使われなくなった田んぼの少し上手の小川です。 清流がちょろちょろ流れていて、所々水たまりができています。 そこを覗くと、底に光が写ってきれいな模様ができています。 そして下の写真の真ん中より左、四葉のクローバーのような黒い影。 …

末黒野のタヒバリ

今の季節は野焼きの季節です。 野焼きのすんだ野原は黒っぽく残っています。 俳句ではそれが春の季語になっていて、「末黒野」(すぐろの)というのだそうです。 暁の雨やすぐろの薄原 蕪村 末黒野は、小鳥が集まります。多分丁度いい加減に焼けた草の実があ…

ダイシャクシギ

ダイシャクシギが1羽渚に佇んでいました。 近づくと近くにいたカルガモたちの所に行きました。 ちょっと離れた所には別に5羽いました。 越冬したのか、南から渡って来たのか。 もう2月です。2月4日は立春。春のシギチの渡りの先駆けかもしれません。

マミジロツメナガセキレイ

大きな農業用のトラクターで耕されたばかりの畑です。 ハクセキレイがたくさん餌を捕りながら動いている中に黄色い小鳥。 キセキレイみたいですが、ちょっと環境が違うなと思ってよく見ると・・・。 ツメナガセキレイでした。 キセキレイは足が肌色ですがこ…

チョウゲンボウ

畑を横切っている電線。そこにチョウゲンボウが止まっていました。 近づいても逃げません。 頭が灰褐色ですからオスのようです。 下はまた別の電柱。 こちらにも。 チョウゲンボウとノスリにはよく出会います。

木の間隠れの星羽白

ホシハジロです。 大きな溜池です。 音を立てると一斉に逃げますから、池の脇の小道を抜き足差し足忍び足で、そーっと歩きます。落ちている細い木の枝でも踏んだらばきっと音がしますから。 そして木の間そーっと池を見ます。 ホシハジロのほかに、キンクロ…

ウグイスジャッジャッ

田舎道を歩きました。 廃屋があってその垣根でウグイスの声。 ジャッ、ジャッ、ジャッ しばらくじっとしているとやっと一瞬だけ姿を見せました。 私の方をちらっと見て・・・ また木の枝の茂みに入って後は声だけ、ジャッジャッ。

マンリョウとマツボックリ

長閑な冬の昼、海の近くの松林を歩きました。 遠く海鳴りが聞こえていました。 マンリョウに赤い実が生っていました。 マンリョウ、葉も緑々していていい感じです。 松の木には、まつぼっくりが付いています。 落ちているまつぼっくりもいいですけど、枝に着…

コゲラコンコン

家の近くの池まで散歩しました。 池の端の木でコゲラがコンコンと小さな音で木をつついていました。 そしてギーと鳴いて飛び去りました。今年の宮崎は暖冬です。散歩の途中で上着を脱ぎました。

フウトウカズラの房

山沿いの池を回っていると、古木に赤い実の付いたカズラが巻き付いていました。 ブドウみたいにびっしり。 フウトウカズラの実です。 房も手ごろなサイズだし、葉も枯れることなく着いていて、なかなか風情があります。

メジロガモ?

夕方大きな池に行きました。 ホシハジロの中に変わった色のカモ。赤っぽくてきれい! メジロガモに似ています。 だけど脇腹に少し白っぽいところが。 下の写真、先頭を行くキンクロハジロメス。真ん中が今回のメジロガモかなと思うカモです。キンクロハジロ…

トンビとロープ

砂浜と葦原の間の砂の上。 大きなロープが打ち上げられていました。 こんな見たことのないような大きなロープ、大きな船を繋いでいたロープでしょうか。 その流れ着いたロープの上で寛いでいるのはトビです。 トビと言わずにトンビと言いたくなるのんびりの…

ソテツの実が生りました。

海沿いにソテツの木がありました。 そのソテツの幹のてっぺん、葉に囲まれて実がつきました。 赤いソテツの実がびっしり。 この位の大きさです。 今頃の実は生まれたてで、表面がちょっと産毛が生えたように白っぽいです。

ミヤマガラスがいっぱい

広い畑の向こうに何やら黒い帯が。 ミヤマガラスでした。 その数の多いこと多いこと。 400羽位。 飛んで今度は遠くの木に移りました。 ミヤマガラスが来て、地元のハシブトガラスやハシボソガラスがすっかり息をひそめています。多勢に無勢。

タゲリとホシムクの羽の輝き

私の目の前の畑にタゲリが舞い降りてきました。その数20羽位。 タゲリを正面から見たら面白い顔。 背中の色が何とも独特の輝きです。 この日タゲリはホシムクドリと一緒に行動していました。 ホシムクドリもタゲリと一緒で羽の輝きが見事です。ちょっとした…

帽子をかぶったオナガガモ

カモ達がくつろいでいる小さな池に行きました。 浮いているカモの右から2番目のオナガガモ、ちょっと頭が変。 帽子をかぶっている! 反対側から見ても帽子。 多分、人間が被っている帽子というものを、被って見たかったのだと思います。

綾南川清流 陽の光 カワガラス

綾南川を遡りました。 夕方になり陽の光が川面に映っています。 石の上に1羽のカワガラス。 刻々と変わりゆく川面の光。 いつの間にか急に寒くなりました。

池のトモエガモ

大きな池の向こう側。 カモ達がいっぱい並んでいました。 トモエ、オシドリ、カルガモ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ トモエガモが一列。 最近トモエガモが増えてきました。

ハジロカイツブリ

いつも行く池に、今季もハジロカイツブリがやって来ました。 カイツブリより少し大きいし、顔から胸が白いのですぐわかります。 そして一番の特徴は、目が赤い。

ハイイロチュウヒ飛ぶ

葦原の上をはばたかずにスーと飛ぶ腰の白いタカ。 近づいてきました。 この顔、ハイイロチュウヒのようです。メスです。 近くを飛んだので顔が見えました。 2羽で飛んでいたのですが、もう1羽はすぐ葦原に入ってしまい写真が撮れませんでした。

野焼きの日

昨日1月14日日曜日は一斉野焼きの日でした。 家の近くの田んぼを散歩したら、あっちの田んぼこっちの畑、朝から野焼きの煙。 集落の人たちが総出です。 春の予兆。 煙は私にとっては懐かしい匂いです。小さい頃の私の家は、土間のかまどで薪を燃やしてご飯…

茶髪ツクシガモ

ツクシガモの頭の色。 普通は「緑色光沢のある黒」で図鑑にもそう書いてあります。 実際は、遠目には殆ど黒に見えます。 下の写真真ん中の首を伸ばしているツクシガモ、色が・・・。 何だかチョコレート色というか茶髪。 こんな色のツクシガモ初めてみました…

きれいなオオタカ

曇り空の海辺の近くの森。 木にカラスが止まって、甲高いいつもと違う声を出していました。もしかしてと思ってカラスの目の方角を見るとタカらしき大きな鳥の影。 望遠レンズで覗くとタカでした。 そして胸に褐色の横班。白い眉。 オオタカ。成鳥のオスとい…

ホトケノザ満開

今の季節、農道脇や放置された畑などにいっぱい生えているのはホトケノザです。 この寒い季節なのに、今満開です。 一番上の葉がまん丸になっていて、仏様の座っておられる台座にたとえたようです。仏の座。 ここでは花が仏様です。 目を近づけるととっても…

草の実を食べるニュウナイスズメ

山際の農道、土手の枯れた草の中で鳥が賑やかにしていました。 ニュウナイスズメのメスでした。 草の実を食べているのです。 メスが沢山でしたが、オスも少しいました。 同じ群れの中にスズメ君も。 ニュウナイスズメは、田んぼに群れでいて電線に止まってい…

アオサギ足輪00C

東京湾の千葉県の谷津干潟(やづひがた)と宮崎県を往復するアオサギがいるという記事を野鳥の月刊誌「バーダー」で知りました。宮崎のどこに来るのだろうと思っていたら出会うことができました。 00C(ゼロゼロシー)という標識が左足についています。ネッ…

キジバトとカラスウリ

竹林の手前の木に這い上がっているのはカラスウリです。 今実が生っていますが、赤くなくて黄色いです。 キカラスウリです。 その実を食べに来るのはキジバト。 次から次にやって来ました。 キジバト、近くで見るととてもきれいです。 目がオレンジ色。

木守柿

お正月の散歩。 もう耕されなくなった畑の脇に柿の木があります。 柿が一個残っています。思い出すのは小さい頃の柿ちぎり。 その頃は、長い竹竿の先を縦に割って、そこに木切れを挟んで竹竿の先が口を開けたような形に作り、それで下から柿のなり口を挟んで…

木止まりのハイイロチュウヒメス

池の対岸の木に何やらタカらしきものが止まっていました。 だけどとっても遠くて近づくことができません。 オオタカの幼鳥かなと思ったのですが、写真を無理やり拡大してみると・・・。 「こっちを向いて」 向きました。 ハイイロチュウヒのメスのようです。…

堆肥山ノスリ

広い畑に堆肥が積まれています。 その堆肥山の上に大きい鳥がぴょこんと乗っています。 のんびりノスリでした。 近づいても逃げません。 「あんた誰よ」 ・・・と思っていたら逃げました。 この堆肥、今から畑にばらまかれます。そして種が蒔かれます。 そし…