野焼きの日

昨日1月14日日曜日は一斉野焼きの日でした。

家の近くの田んぼを散歩したら、あっちの田んぼこっちの畑、朝から野焼きの煙。

集落の人たちが総出です。

春の予兆。

煙は私にとっては懐かしい匂いです。小さい頃の私の家は、土間のかまどで薪を燃やしてご飯を炊いたり、おかずを作ったりしていました。部屋の真ん中には囲炉裏があってそこでも火を焚いて天井からぶら下がった自在鉤(じざいかぎ)につるしたやかんがしゅんしゅん音を立てていました。ということは家の中は煙いっぱい。部屋のどこもここも煙ですすけていました。

だから私は野焼きの風景よりも、吸い込んだ煙の匂いの方が懐かしくて・・・。