木守柿

お正月の散歩。

もう耕されなくなった畑の脇に柿の木があります。

柿が一個残っています。思い出すのは小さい頃の柿ちぎり。

その頃は、長い竹竿の先を縦に割って、そこに木切れを挟んで竹竿の先が口を開けたような形に作り、それで下から柿のなり口を挟んでねじって柿の実をとっていました。

だけど最後に一個だけは鳥のために残すものだと教わりました。その柿のことを「こもりがき」と呼んでいましたが、今調べてみると、木守柿で本当は「きもりがき」かもしれません。

その柿に頭を突っ込んでいる小鳥。

拡大してみると・・・。

これはウグイスでした。ウグイスも柿に来る?あまり見たことがありません。

と思ったら、うぐいすと交代してやって来たのは定番のメジロ。

次にやって来たのはヤマガラ。

一個の木守柿にいろんな小鳥がやって来ます。

沢山の鳥を幸せにする木守柿。