末黒野のタヒバリ

今の季節は野焼きの季節です。

野焼きのすんだ野原は黒っぽく残っています。

俳句ではそれが春の季語になっていて、「末黒野」(すぐろの)というのだそうです。

    暁の雨やすぐろの薄原  蕪村

 

末黒野は、小鳥が集まります。多分丁度いい加減に焼けた草の実があるからだと思います。

下の写真真ん中よりやや右にに小鳥がいます。

保護色というのでしょうか。たまたまかもしれませんけど。

タヒバリでした。群れでごそごそ動いて餌を啄んでいました。

末黒野、まだ煙がくすぶっているところもありました。