アオゲラとコシジロヤマドリの卵の殻

初めての山道を登りました。時々道が壊れていて沢に下りてまた道を進むような道でした。

アオゲラがケッケッケッと鳴いて飛び回っていましたが、暫くしたら近くの杉の木まで近づいて来てじっと私の方を見ました。

「この生き物は何だ?」

少し進んだところで珍しいものを見つけました。

大きな杉の木の根っこのところに卵の殻。鶏の卵より小さめの卵で、上の方が割れていて中は空っぽ。

以前六峰街道で全く同じようなものを見たことがあります。その時も杉林で、歩いているとアカヤマドリのメスが杉の根っこから飛び出して逃げました。そこに行ってみましたら2個の卵がありました。この時は抱卵中だったのです。巣はやはりあってないような杉の根っこの近くの窪みでした。その時私は急いでそこを離れました。

今回は卵の上が割れて、ちょうど雛が出るくらいの大きさでした。無事孵化したのだと思います。

アオゲラがまたやって来て「ケケケ」と笑いました。間違っているのかなぁ?