午前中雨でしたが、昼になったら止みましたので、渓谷のある森にヤクシマランを見に行きました。
何株も咲いていましたが、どれも小さいこと小さいこと。
私の目にはなかなか入ってきませんでした。
ここのヤクシマランの多くはほんの3、4センチ位。黄色い花も小さい。
このランはちゃんと葉もあります。光合成します。
雨粒がコケの葉についています。
ヤクシマランは痛んだ葉が多いです。どうしたんだろう。
このヤクシマランは宮崎県と鹿児島県以南にしかないようです。
どうも学術的に貴重種らしいですが、それは普通のランの花の形と違うためだそうです。下の写真で分かるとおり、普通のランのように唇弁(リップ)がありません。
サクラの花などと同じように花被片が同じ放射相称です。ということは、ランとしての進化が遅い・・・原始的な形だそうです。
こんなに小さい。
これはまだ蕾。割と背が高い。
植物の進化も不思議なことがいっぱい。