昨年の6月2日のブログは「コアジサシ~夏はやっぱりコアジサシ」でした。
海岸の砂浜に100羽以上のコアジサシが群れていて、集団で沖に行って魚を獲ったり、戻ってきたり賑やかでした。
ところが今年は・・・。
最近の鳥仲間の話題は「今年はコアジサシが来ませんねえ」です。
私もいつも来る砂浜をあちらこちら探して回りますがどこにもいません。
そんな中、Nさんから、「コアジサシが川の中流域に14羽いる」という知らせが届きました。
海岸でなく川の中流域とは面白いと思って行ってきました。
石ゴロゴロの広い川原です。広々としてとても気持ちのいいところです。
海からはずいぶん離れています。
教えてもらった付近を歩いてみました。
すると聞き覚えのある鳴き声。キッキッキッ。
川の上を数羽が飛んでいました。その行方を双眼鏡で追いました。
川の中州に着地。
手前に細い中州がありますが、その向こうの陸が中州になっているのです。結構広い中州です。
中州だから近づくことはできません。その上遠いのです。川原を歩いてできるだけ中州に近づきました。
中州も石ゴロゴロですが、1か所だけ砂地の広場のようなところがありそこに数羽。
飛び回って下りてこないコアジサシもいます。
石原ではもう抱卵中のコアジサシもいます。
小魚を咥えたコアジサシもいます。
おかげさまで今年もコアジサシを見ることができました。
「夏はやっぱりコアジサシ」
少数だけどここで繁殖がうまくいきますように。