新緑から木漏れ日が下りてくる小さな沢を登っていました。
すると、沢の真中に目立つものが目に入りました。
この真ん中の赤褐色のぴょんと立ったもの。
シダですが、初めて見るもの。日に輝いてとてもきれいです。
その時「ヤマドリの尾みたいだなあ」と思いました。
帰って図鑑で調べたら、それがなんと「ヤマドリゼンマイ」という名前でした。大当たりー。
赤褐色のものは、胞子葉です。
近くを探したら他にも数本ありました。
宮崎では割と珍しいもののようです。
その山鳥の本物の尾です。
アカヤマドリとの出会いも突然でした。道路からぴょんと土手を駆け上がっていきました。
山など自然の中を歩くと、ヤマドリゼンマイのように、突然自分の知らないものと出会います。