大淀川上流の河原に行きました。今は菜の花とハマダイコンの花の競演です。
その二つ以外にもいろいろの花が咲いています。
今日の花はナズナ。
ナズナというのは「撫で菜」から来たという説もあるくらい撫でたくなるくらいかわいい花です。春の七草のナズナです。
ところが別名がぺんぺん草。
ぺんぺん草も生えない・・・という言い方がありますから、あまりいい言葉には聞こえません。
ぺんぺん草のぺんぺんは三味線を弾く音のぺんぺんです。実が三味線のバチに似ています。
昔、私が小さいころ、近所に芸者上がりのおばちゃんが住んでいて、よく三味線を弾いていました。
私も引かせてもらったことがありますが、そのころは三味線は珍しいものではありませんでした。
だから三味線のバチといったら誰でも分かったでしょうが、今の子供たちは分からないでしょうね。なんだかしゃもじに似ていると思っていました。
ナズナの写真を撮ったあと、河原を歩いていたら、砂に獣の足跡。
随分めり込んでいますから大きい獣。
とするとイノシシかシカか。
それとも大きな犬?
私が散歩する河原。菜の花も満開。