トウネン  スズメ位の大きさなのに渡って行く

また水の張った田んぼに行きました。

トウネンが30羽位。

トウネンはスズメと同じくらいの大きさのシギです。

とても小さい。

9月23日のブログでコアオアシシギを書きましたが、その最後にコアオアシシギより小さなトウネンを紹介しました。その写真をもう一回。

f:id:tonji44:20180923122457j:plain

左がコアオアシシギで、右下の小さいのがトウネンです。

トウネンは田んぼにいる間、休みなく餌を採っています。

下の写真、小さめなのがトウネンです。やや大きめなのはハマシギです。

f:id:tonji44:20180928222458j:plain

 

下の写真はトウネンです。

f:id:tonji44:20180928171943j:plain

餌を取るのに夢中で、私が車の中にいるのも気付かず、手が届くくらいまで寄ってきました。

f:id:tonji44:20180928172001j:plain

f:id:tonji44:20180928172014j:plain

 

手に取ってみたくなるくらいぷっくりとして可愛いのです。

大体トウネンという名前は「当年生まれた赤子のごとく小さくてかわいい」ということでつけられた名前だとか。

羽の一枚一枚もきれいです。

f:id:tonji44:20180928172038j:plain

このスズメ位の大きさのシギが、春はシベリヤやアラスカで子育てし、冬は東南アジアなどで越冬するのです。

生まれた雛も数か月で渡って行かなければなりません

すごいことですね。不思議なことです。

だからこの田んぼにも今年生まれの(当年)幼鳥もいます。

 

春になると繁殖羽になり、首回りなどが赤褐色になります。

だから英語では   Red-necked  Stint  と呼ぶのだそうです。

英語の方がそのものの特徴を現していて、分かりやすい場合が多いようです。

赤い首の・・・写真倉庫から。4月撮影です。

f:id:tonji44:20180928172706j:plain