川沿いの道を歩いていると谷筋に奇妙なものが垂れ下がっていました。
赤っぽい紐。長い長い。木の上から地面に着くくらい。
ウドカズラの気根だそうです。
ウドカズラ本体は、数10メートルになる大きな蔓がほかの木に巻き付いているのです。それの気根。
気根の一番上にウドカズラの本体が見えます。
気根が赤っぽくてきれいです。
ネットで調べていると面白いものがありました。
本年2月9日、鹿児島県姶良の教育委員会の発表によると、姶良の前田遺跡からウドカズラの気根で編んだかごが出土したそうです。写真も載っていますが、編まれたかごの形が残っています。縄文時代中期(45000年前)・・・昔々の人々の生活が頭に浮かんできます。何を考えながら誰が編んだのでしょう。かごに何を入れたのでしょう。
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