宮崎は雨続きです。
そんな中、一日だけ雨の降らない天気予報がありましたから、弁当をリュックに入れて谷を遡って来ました。
谷は濁った水が渦巻いて流れ下っていました。
午前中は人とは出会いませんでしたが、橋のたもとで休んでいると二人連れの人に会いました。植物を見に来られた方でした。その人にいろいろ植物を教えてもらいました。
その中の一つがこれ、谷の崖っぷちに咲いていたまんまるい花。
タニワタリノキです。南方系の木ですから北の方にはないそうです。木の高さは5メートルくらいだったでしょうか。
直径1センチ位の小さなまんまるのボールに放射状に出ている線。
なんとこの不思議な形。
このまんまるの中に花がいっぱいひしめいており、そこから針のような線(花柱)が出ています。
変わった花があるものです。
流れる水を背景に、今三分咲き位で丁度いい感じでした。