山奥の川、流紋

山に行きました。

山頂近くに小さな川がありました。

来る人のいない川です。

その川は浅くて、雨靴を履いて歩くことができました。

水がとってもきれいです。川底の砂も石もきれいです。

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下の写真からは、そのほんの30センチくらいの深さの川の流れを写したものです。

川底に岩が隠れていて、少し盛り上がった畳1枚位の広さの岩の上を、水が岩に登ってまた下りる・・・それだけのことなのですが、その時できる水の流れが光の屈折の関係で流紋を作っているのです。上が上流、下の方に流れています。

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岩にしわがあるように見えますが、岩には凸凹はありません。 

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例えば下の写真2枚。当然のことながら連写で撮影しても、流紋の形は瞬時に別な形になっています。

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下の2枚もそうですが、この色と形が瞬間で別物に変わってとどまることのない芸術。神様の芸術です。

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拡大してみます。

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ほらほらと…誰かを呼んで見せたいところですが私は一人。

流紋を川底から見上げたらどんなに見えるのでしょう。

カニさんに聞いてみたいのですが。

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川の密かな流れの音。ときどきキビタキとサンコウチョウの声。