葦原に小鳥がいないかなあと思って双眼鏡で見ていました。
向こうのオオバンのいる葦の中に何やら赤い嘴。
くちばしが真っ赤。頭が赤茶色。
これなんだ???
見たことが有るような無いような。
私の頭は真っ白。
赤い嘴(あかいはし)、まさかアカハシハジロ?
そのまさかのアカハシハジロでした。
近づいてくれと念じたらすぐ近くに寄ってきました。
なんとお利巧さん。
とってもきれい。
赤いちっちゃな目。
私の車と入り江の間には葦が立っていて、うまくブラインドになっているのです。
私はカメラを上に持ち上げて撮りました。
宮崎でこんなのが見られるなんて奇跡的。
成鳥なら胸が真っ黒のはずなんですけど。まだ少年かも。
ほんの目の前。
こんなに近くで見られるなんて!
オオバンと一緒に逆立ちして水草を採っていました。
しばらくすると葦原の中に入って見えなくなりました。
ありがとう、アカハシハジロ君。
しばらくいてくれたらいいのですが。