スナガニが砂で描いた絵

海に行くと気持ちがいいです。

波は穏やか、今は干潮です。

f:id:tonji44:20190721172947j:plain

上の写真の真ん中より少し下にも写っているのですが、砂の絵です。

 

砂浜に砂で絵を描いたのですから、なかなかくっきりとは見えません。

 丸い穴から放射状に延びています。

f:id:tonji44:20190721173012j:plain

穴の付近を拡大しました。

f:id:tonji44:20190721173035j:plain

 

別なところにも。こちらは小型。

f:id:tonji44:20190721173058j:plain

 

 

これの作者はこの子たちです。

スナガニ君。

f:id:tonji44:20190721173141j:plain

 

巣穴から砂を抱えて出てきました。

f:id:tonji44:20190721173153j:plain

右のハサミが大きくて左は小さいです。

f:id:tonji44:20190721173413j:plain

ヨッコラショ、ドッコイショ。

よくぽろぽろとこぼれずに運べるものです。

f:id:tonji44:20190721173221j:plain

巣の近くに放り投げました。

f:id:tonji44:20190721173307j:plain

最初の砂の芸術作品は、このように巣穴から持ち出した砂ではありません。

巣穴を1メートル近く掘ったら、そこを拠点に生活します。

芸術作品の砂団子は、その場所まで行って砂を食べて栄養をこしとり、その場所に吐き出した砂です。

これは扇型。

f:id:tonji44:20190721173113j:plain

スナガニはとても目がよくて、人が近づくとすぐ穴に逃げ込みます。

5分くらい息をひそめて待っていたら出てきました。

このスナガニ、ミナミスナガニかもしれません。スナガニよりちょっと大きいようです。この海岸には大きな穴と小さな穴がありますから、多分両方いると思います。