海に行くと気持ちがいいです。
波は穏やか、今は干潮です。
上の写真の真ん中より少し下にも写っているのですが、砂の絵です。
砂浜に砂で絵を描いたのですから、なかなかくっきりとは見えません。
丸い穴から放射状に延びています。
穴の付近を拡大しました。
別なところにも。こちらは小型。
これの作者はこの子たちです。
スナガニ君。
巣穴から砂を抱えて出てきました。
右のハサミが大きくて左は小さいです。
ヨッコラショ、ドッコイショ。
よくぽろぽろとこぼれずに運べるものです。
巣の近くに放り投げました。
最初の砂の芸術作品は、このように巣穴から持ち出した砂ではありません。
巣穴を1メートル近く掘ったら、そこを拠点に生活します。
芸術作品の砂団子は、その場所まで行って砂を食べて栄養をこしとり、その場所に吐き出した砂です。
これは扇型。
スナガニはとても目がよくて、人が近づくとすぐ穴に逃げ込みます。
5分くらい息をひそめて待っていたら出てきました。
このスナガニ、ミナミスナガニかもしれません。スナガニよりちょっと大きいようです。この海岸には大きな穴と小さな穴がありますから、多分両方いると思います。