今の季節、里山の林縁に行くと必ず出会うもの、それはマムシグサ。
まだ他の草が目立たない中で、タケノコのようににょきにょきと出てきています。
目立ちます。
葉と花が出ているのもありました。
花(仏炎苞)が変わった形で面白い。
こんなかわいい花に何でマムシグサ?
茎(偽茎)がマムシの体の柄に似ているからだそうです。
そういわれればそっくりですが、「もっといい名前を付けてほしかった」・・・とマムシグサが言っています。
ほら花は白い筋が入ってきれいでしょ。
宮崎県にはこの花が黒いのもあります。
ヒトヨシテンナンショウ(変種)
面白い。
池の小道を進んでいくと、マムシグサではないものがありました。
並んで咲いていました。
ムサシアブミです。こちらはいい名前。
左の背が低くて花より葉が上にあるのがムサシアブミ。右はマムシグサ。
ムサシアブミです。
アブミいうのは、鐙のことで、馬に乗るとき足を置くところのことです。鞍からぶら下がっています。
ムサシアブミの花を上下ひっくり返すと足が載せられるかな。
秋になると赤い実をつけます。小鳥が食べます。
このムサシアブミ、いつの間にかうちの庭にも出てきました。小鳥が庭で糞をしたな。
マムシグサとムサシアブミを見た溜池。向こうにまだカモが浮いています。