東諸県郡国富町(ひがしもろかたぐんくにとみちょう)の山手の方に行きました。
小さな川に少しカモがいましたが、それが突然飛び立って右往左往。
オオタカがいると思い空を見ると、それらしいタカがすごいスピードでカモと遊んでいる感じ。
私が
「こっち来い、こっち来い」
と呪文を唱えましたら、効き目があってすぐ目の前の電線に止まりました。
電線に止まるとはチョウゲンボウだったかと双眼鏡で覗きますと、頬髯が大きい。そして威厳があり立派。ハヤブサでした。
「何か用?」
だけど私がいつも見る、海岸にいるハヤブサとちょっと違うような雰囲気。
お腹のほうが見たいなと思って今度は
「前向き前向き」
と呪文を唱えましたら、本当にくるっと前向きになりました。
「これでどう?」
「サンキュウ」
黒褐色の縦班ですから幼鳥のようです。
数枚写真を撮ったところで
「こんな人間と遊んでいる暇はない」
と思ったのか、どこかへ飛んで行ってしまいました。
ほんの1分間くらいの出来事でした。