都井岬でヒオウギの次に目に付いたのはこれ。
この可愛い小さなシジミチョウ。
どこに行ってもこの小さなチョウが舞っていました。
このシジミチョウは大問題。
ソテツを枯らすのです。
葉が枯れかかったソテツがあちらにもこちらにも。
遠くから見てもソテツの葉の色が随分変わっています。枯れ葉色。
このシジミチョウの幼虫が、ソテツの若い葉を食べ、葉の基部まで入り込んで食べてそこで蛹になるのだそうです。
このクロマダラソテツシジミはやはり南方のチョウで、1992年に沖縄で発見され以来北上を続け、今では関東でも見られるとか。
ソテツの自生地はこの都井岬が北限ですけど、公園に植えられたソテツなどが被害にあっているようです。どうなっていくのでしょう。
しかし、都井岬にはまだ元気なソテツもあり実を着けていました。
この中にはソテツの実がいっぱい。