オオヒナノウスツボ 古風な名前

家の中にいても大変な暑さなので、山のほうに行ってみました。

日之影町と高千穂町の山の中腹を縫っている道路を走りました。

標高が高いと、少しばかり涼しいです。日の当たるところを歩いても気にならないくらいです。沢があったりすると車を止めて、その付近をぶらぶらしてみます。それの繰り返しです。ときどき山でないと見られない植物に出会って感動しますが、これもその一つです。道端に咲いていました。まず花のアップの写真。

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大きく見えますが、本当は小指の先ほどくらいです。

どんなふうに咲いているかというと

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こんな感じで藪みたいです。全体を見た感じはかわいくないし、花が咲いているのかもよく見ないとわからないくらい地味です。

ヒナノウスツボというのがって、これはそれの頑丈で大きな方でオオヒナノウスツボだろうと思います。道端の日の当たるところに雑草のごとくたくましく咲いていました。

そのうちの一本の髙さを測って見ましたら 、110センチを超えました。

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ところで「雛の臼壺」という語が気になります。そこで「とん爺」こと私は、その花を見ながら考えました。

「お餅を搗く臼のようなところにお雛様が4人並んでおられます。その臼は横から見ると壺のように奥行きがあるのです。ということで横から見た写真です。

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ということで、雛の臼壺。大きいから「大雛の臼壺」

このようなめったに見られない花に出会いますから山道は楽しいです。