もうすぐ稲刈りが始まるくらい頭(こうべ)を垂れた稲穂。
そんな田んぼの中にある小さな溜池の周りを歩いていると、ガマの穂がちょうどよい具合に育っていました。ガマの穂はまるでフランクフルトのそっくりさん。
とその脇に見慣れないつる性の植物。ガマの葉に巻き付いています。
その植物は、小さくとがった固そうな葉が対生についています。この葉の感じからして
カモメヅルの仲間のようです。カモメとはその葉が対生に着いている状況からカモメが羽を広げたさまを想像したのでしょうか?
調べてみるとアオカモメヅルのようです。ここでしか見たことがありません。
小さな花が咲いていますが開き切ってはいないようです。
開いている花をやっと見つけました。池に落ちないように用心しながら近づいてみました。
これでもまだ満開ではなさそうです。
葉と花の大きさはこのくらいです。
葉と花がいかに小さいか。
アオカモメヅルだと思いますが、間違っていたら教えてください。
ついでにフランクフルトそっくりさんの写真です。
このガマの穂がかわいいので、以前2本切って帰って花瓶にさし、床の間に飾っていたことがあります。
ある日見たらその穂が爆発したように広がって、どうしようもない位大量の綿毛が噴出。床の間が大変なことになっていました。ということでガマの穂は飾らないこと。