青い鳥、ブッポウソウ

遠くの山にブッポウソウを見に行ってきました。

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1羽、 電線に止まっていました。 

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今は抱卵中の時期です。

これは見張りのオスでメスは巣の中かもしれません。

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 今年も見ることができました。よかった!

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 巣立ちは7月中旬ごろだと思います。

雛が孵って無事巣立ちますように。

 

草に埋もれたササバラン

 ササバランを見に行ってきました。

例年なかなか見つからないので、長丁場を覚悟して麦わら帽を冠っていきました。案の定暑いこと、そして案の定なかなか見つからないこと。

昼になったので車に戻り、クーラーをかけて涼みながらおにぎりを食べました。

そしてちょっと昼寝。

元気が出たところでまた草原に入りましたらありました。草の中に埋もれて咲いていました。 

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 小さなお猿さん。 

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葉が笹葉・・・だからササバランです。

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 近くにもう1本ありました。来年もあるかどうか・・・あぶないあぶない。

 

 

 

ニホンカワトンボかアサヒナカワトンボか?

山の中の小川、アカハライモリを見ているとそこの笹にひらひらとカワトンボが飛んできました。

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 いったいこれは何トンボ。

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帰って調べてみましたら、ニホンカワトンボかアサヒナカワトンボのようです。

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大体この2種は私には判別が難しいですが、やはりアサヒナかなあ?

 

 

 

 

山の中の小川にアカハライモリ

アカハライモリは私が子供のころは、田んぼの周辺や町の中の溝などどこにでもいたような気がするのですが、最近はとんと見かけなくなりました。

それで環境省のRDBでは準純絶滅危惧種に指定されていました。

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 山の上の林に、跳べば飛び越えられそうな小川が流れていて、所々淀みができていました。そこにアカハラがいました。 

足に指が何ともかわいいです。

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ほんの50センチくらいの深さの淀みです。水が澄んでいるので写真が撮れましたが、川底なので水による光の屈折の関係で、少し青みがかって写りました。

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何かひそひそ話ています。

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 澄んだ山の水の中、エサがあるのかどうか心配になりました。

 

 

 

 

 

 

山奥のソウシチョウ

山の中を歩いていると、突然目の前にソウシチョウが出て来て騒ぎ始めました。 

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その声の大きいこと。私を威嚇するような。

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 どうも近くに巣があるようです。 今の季節、卵を抱いている鳥が多いようです。

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素早く通り過ぎて振り返ったら静かになっていました。

 

 

緑の幽霊、ムカゴソウ

一面緑の笹原に緑の花。

目立ちませんから、探すのも容易ではありません。

だけど見つかりました。ここに3本。

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 ムカゴソウです。

何がムカゴ?

塊根がムカゴに似ているのだそうですが、掘るわけにはいかないので分かりません。 

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花が下から順番に咲いて上がります。 

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1個1個の花、何に似ているのでしょう。

緑の幽霊!

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 下は葉です。

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 1本見つけるまではなかなか探せませんでしたが、見つけたらその付近に何本もありました。

 

 

山奥の川、流紋

山に行きました。

山頂近くに小さな川がありました。

来る人のいない川です。

その川は浅くて、雨靴を履いて歩くことができました。

水がとってもきれいです。川底の砂も石もきれいです。

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下の写真からは、そのほんの30センチくらいの深さの川の流れを写したものです。

川底に岩が隠れていて、少し盛り上がった畳1枚位の広さの岩の上を、水が岩に登ってまた下りる・・・それだけのことなのですが、その時できる水の流れが光の屈折の関係で流紋を作っているのです。上が上流、下の方に流れています。

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岩にしわがあるように見えますが、岩には凸凹はありません。 

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例えば下の写真2枚。当然のことながら連写で撮影しても、流紋の形は瞬時に別な形になっています。

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下の2枚もそうですが、この色と形が瞬間で別物に変わってとどまることのない芸術。神様の芸術です。

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拡大してみます。

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ほらほらと…誰かを呼んで見せたいところですが私は一人。

流紋を川底から見上げたらどんなに見えるのでしょう。

カニさんに聞いてみたいのですが。

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川の密かな流れの音。ときどきキビタキとサンコウチョウの声。

 

クロイトトンボのメス

広い河原に林がありました。

その林の中の沼に通ずる小道を歩いていると、イトトンボが目の前にひらひらしながら出て来ました。手で摑まえるくらいゆっくり飛びます。

止まりました。

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 これ何トンボ? 

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下の写真の腹部の先端・・・尾みたいなところ・・・の水色の入り具合で種類が分かるのですが・・・。

調べた結果、クロイトトンボのメスだということが分かりました。

先端の2節が下だけ水色。

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 ちなみに、よく見るオスの水色の入り方は下の写真です。

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違う種類のイトトンボを探すのも面白いですが、オスとメスの違いも面白いです。

 

緑の顔のウシガエル

田んぼや池のあるところを歩きました。

葦の生えた沼地がありました。

そこからブオー、ブオーという大きな鳴き声。

ウシガエルです。

ウシガエルはこの付近の池ならどこでも声がしますが、姿はなかなか見ることができません。

というのは、普通水中から目と鼻だけを水面に出して呼吸しているからです。

ところがこの日、どうしたわけか変わり者のウシガエルがいて、見えるところに全身を出していました。

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体長は15センチくらいです。

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顔が緑色。

綺麗なウシガエルです。

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ウシガエルは1900年代初めごろアメリカから食用として持ち込まれました。

日本ではどういうわけか食用として定着しなかったようです。アメリカに輸出していた時代があって、各地で飼育を奨励されたようですが、それが逃げ出したのだそうです。

 

 

流木にタカラガイ

児湯郡新富町の長い海岸を北上してみました。

どこまで行っても砂浜と海。

貝殻が点々と落ちていました。

疲れたからどこかで引き返そうと思っていたら、切りのいいことに、小川が海に流れ込んでいるところがあったのでここで引き返すことにしました。

その小川に沿うように大きな木が横たわっていました。大波の時に打ち上げられた流木です。

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 その流木の上に面白いもの発見。 

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 流木のくぼみに貝殻がびっしり載っているのです。

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いったいどんな貝があるのでしょう。

一番多いのはタカラガイのようですが、タカラガイにもいろいろ種類があるようです。ということで、流木の根の方(海側)から順番に写真を撮ってみました。

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下の写真でおしまい。

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 この海岸で子供たちが遊んで、貝殻集めごっこをしたのでしょうか。

貝殻も日に当たって色が褪せていますので、だいぶ月日が経っているようです。

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子供たちの遊び声が聞こえてきそうですが、今はだれもいない海。 

 

 

木漏れ日のクモの巣

薄暗い森の中。雨が上がって薄日が射してきました。

木漏れ日にクモの巣が輝いているのに出会いました。

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クモの糸1本1本が輝いていました。

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このクモ、足が長い。

アシナガグモの仲間のシロカネグモかなと思いました。

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森の中、いろんな種類のクモがいました。小さなクモ、大きなクモ。

まんまるのクモ、ひょろ長いクモ。クモの巣の張り方の上手なクモやとっても雑なクモも。

面白い。