田んぼや池のあるところを歩きました。
葦の生えた沼地がありました。
そこからブオー、ブオーという大きな鳴き声。
ウシガエルです。
ウシガエルはこの付近の池ならどこでも声がしますが、姿はなかなか見ることができません。
というのは、普通水中から目と鼻だけを水面に出して呼吸しているからです。
ところがこの日、どうしたわけか変わり者のウシガエルがいて、見えるところに全身を出していました。
体長は15センチくらいです。
顔が緑色。
綺麗なウシガエルです。
ウシガエルは1900年代初めごろアメリカから食用として持ち込まれました。
日本ではどういうわけか食用として定着しなかったようです。アメリカに輸出していた時代があって、各地で飼育を奨励されたようですが、それが逃げ出したのだそうです。