キチジョウソウは吉祥草

坂道を登り始めてしばらくすると左手に下りる古い道がありました。

最近は全然利用されていない荒れた道です。川に突き当たったら案の定橋は流されて渡れません。

その道の途中に薄紫の沢山の花。

今頃何の花?

葉に隠れるようにして咲いています。

よく見るときれいです。葉はランの葉のような。

帰って調べたらキチジョウソウでした。

漢字で書くと吉祥草。吉祥とは仏教用語では「めでたいいしるし」ということだそうです。

葉はあるけど花がなかなか咲かなくて、花が咲くのはとてもめでたいこと、だからキチジョウソウといういい名前をもらった花。

こんな目出度い花に出会って、それだけで幸せになっためでたい私でした。