地図で見ると人里から随分離れた山の上に神社がありました。都農町の尾鈴神社という名前の神社です。
随分昔、行ってみようと思って林道を車で登りましたが、道に迷ってしまい途中で諦めたことがありました。それで今回また挑戦してみました。
家から車で1時間半位走ったら、その山の麓に着きました。そこから林道を登って行きました。林道というのは、最近木材の切り出しがあったところは道路がいいのですが、そうでないところは登れるかどうかわかりません。
ゆっくりと登りました。地図で見ると半分くらい登ったところから道が狭くなり、悪路になりました。私の軽自動車のジムニーがやっと通れる幅で、両側の草を押しのけながら進みました。しかしとうとう道がえぐられている所があって前に進めなくなりました。そこから先、車を置いて歩きました。
随分登ってやっと石灯篭と階段が見えたのでほっとしました。
道路はこんな感じです。
最近訪れた人の形跡のない神社の階段。
階段の途中にキバナノホトトギスが。
小さな拝殿。だけどしっかり残っていました。
拝殿で参拝。
無音。
無音。
昭和14年造営の記念碑。
拝殿横にも一輪のキバナノホトトギス。
何だかこのまま朽ちていきそうな気のする山の上の神社でした。私一人でもお参りできて好かったと思いました。