海沿いの松林の中、海岸に平行に走っている小道をずっとずっと歩きました。
宮崎ではこの道を「軍用道路」と呼んでいます。
海鳴りが聞こえて、人っ子一人で会わない道でした。
赤茶色の松の枯葉が落ちています。アスファルト舗装自体も赤茶色。
赤茶色の世界です。
雨の後なのでところどころ水が溜まっています。
そこにやって来たのはビンズイです。
水飲みにやって来ました。
ビンズイは里山にもいますが、圧倒的に海岸林の松林が多いようです。
なんだか遺伝子を調べたら、山の者と海岸松林の者と少し違うのかもしれないと思ったりします。
水を飲んだら枝で休憩です。
松林の道は終わりが来ないので、1時間歩いたところで海に出る小道を横切って砂浜に出ました。海の上をミサゴが飛んでいました。
そして、また同じ松林の道を引き返しました。
帰りはシロハラにいっぱい会えました。
赤茶色の道、爽やかな散歩ができました。