海岸沿いの松林の中の一本の道。
車の通らない道。
その道の所々にグミの木があります。
もうこんなに色づいてきました。
私たちが小さい頃はみな貧乏で、おやつなど買えませんから、野に出てイチゴやグミなどを採って食べていました。
どんな味だったかなと思って食べてみました。
中には大きな種。だからほんの皮の部分を食べるだけです。
味は・・・少し甘いだけ。
それでも食べていましたが、親からは「グミを食べ過ぎるとお腹を壊すよ」と言われていたことを思い出しました。
だけど、少年時代の味です。昭和30年代頃の話です。昔々になりました。