宮崎市の西の山手の方の丘にオキナグサが咲いています。
人家の裏の山にありますので、人家の前を通って丘に登ります。
それでそこの家の人にあいさつしました。
出てこられたのは翁(おきな)ではなく、竹ぼうきを持った媼(おうな)でした。
「どうぞどうぞごゆっくり」と優しい媼。
丘にはたくさんのオキナグサが生えていました。
上の写真は花ですが、その他の株は花を愛でる時期は通り過ぎています。既に銀髪になった株が殆どでした。
私としては花よりも、この翁の銀髪が見たかったのでちょうど良いころでした。
翁の銀髪。爽やかに風に揺れています。
バックの桜の花も今満開。
オキナグサが咲いていることを教えてくれた友人に「見れたよ。翁の銀髪になっている」とメールしました。するとすかさず「今、新元号の発表があって『令和』だそう」という返信がありました。その時は11時36分でした。
それで私の令和の記憶はオキナグサ。
令和がいい世になりますように。