砂がきれいです。
海岸の砂は汚れていません。波が砂を洗い、そのきれいな砂を強い風で砂浜中にばらまきます。
だから砂浜の砂は、踏まれた足跡も次に日にはきれいに何もなかったようになります。
そんな砂浜にとてもよく似合う植物。それはハマニガナです。
葉や茎で砂を必要以上に覆うことがありません。
まるで砂の植物です。
下の写真のまん丸い葉と黄色い花がハマニガナ。
茎は砂の中にあって、葉と花だけをちょっとだけを砂の上に出しています。
砂と同化しています。自己主張の少ない植物。
葉が砂地にペタッとくっついています。
私はこの花をハマイチョウというのが本当かと思っていました。
そのように教わったからです。今回一緒に花を見た友人はハマニガナと言います。この人間違っているのかなと思いましたが、帰って調べたらハマニガナが正式名称で、ハマイチョウは別名でした。
前から、宮崎のハマイチョウは、イチョウの葉に似ていないと思っていましたが、葉にはいろいろあるようです。
こんなに小さいのですよ。
虫がやってきました。こんな砂浜に何の虫だろう。ミツバチにしては小さすぎるし。
花にとっては貴重な虫。
夏のころまでは砂浜に行けばこの花が見られます。