宮崎市の加江田渓谷の近くを鏡洲川(かがみずがわ)が流れています。
双石山(ぼろいしやま)をはさんで東側を流れているのが加江田川です。その上流が加江田渓谷。
そして双石山の西側を流れているのが鏡洲川です。
今日の主役はこの鏡洲川の清流。
う~ん、清流を写真にするのは難しい。
水が見えますか。
そこで登場願ったのが脇役のキセキレイ君です。
キセキレイ君よろしく。
「分かった。僕の乗っている石の頭だけは水から出ているんだよ。ほら、水が澄んでて、水の中の石まできれいに見えるでしょう」
「ちゃんと水が流れているのが分かるかなあ」
「おーい、白く見える石は水をかぶっていないところだよー」
キセキレイ君、水を覗き込んで何を探しているの?
「水を見ているだけだよ」
「水の紋が見えるかなあ。流れが光で、石に模様がついているように見えるのだけど」
今日の脇役のキセキレイ君、ありがとう。君のおかげで少しは水が見えたような気がする。
「どういたしまして。また水を見に来てね。鏡洲というのは鏡のような透き通った水という意味だよきっと。そして、水も少しずつ温んでくるから」