林道を走っていたら、緑の山に赤。
大きな木に赤い実がいっぱい。今の季節目立つイイギリです。
こちらにも。
実が房になってブドウのように垂れさがっています。
食べられるそうですが、高くて実に手が届きません。
ヒヨドリがよく食べています。
イイギリは漢字で飯桐だそうです。葉が桐の葉に似ていて、ご飯をその葉で包んで食べるから飯桐。
万葉集に
家にあれば笥(け)に盛る飯(いひ)を草枕旅にしあれば椎(しひ)の葉に盛る
というのがあります。
昔の旅は、手近の木の葉が食器代わりだったのですね。
逆光のイイギリ。