山の上の照葉樹林の森の中、と言っても木が茂りすぎて暗いということではなく太陽が真上に来たら光が差すような森です。地面には木の葉がいっぱい、腐植土の森。
そんなところに小さな小さな変わった花。
キリシマシャクジョウ。
あっちにもこっちにも見回しただけで50本以上。
爪楊枝の高さからその1.5倍くらいの高さ。
頂上に白い袋が着いていてその先がすぼんで黄色。これが花です。
葉がないから光合成せず、地中の菌類から栄養を貰っている「菌従属栄養植物」だそうです。
面白いのは今年沢山出たからといっても、その場所には次の年は全く出ないということがあります。
よく分からない世界です。