昨日、4月24日のことです。
午前中大雨でしたが昼頃から晴れてきました。それでいつもの浜に行きました。
シギとかチドリはいそうにないので、タカラガイ(宝貝)を探そうと思って波打ち際をゆっくり歩いていました。
1個を見つけました。
名前が知りたくて、タカラガイが趣味の息子の嫁に写真を送りましたら
「ハツユキダカラかな?」
と返信が来ました。
今はスマホで簡単に写真が送れて便利です。
貝探しの途中目を上げたら、砂浜の向こうに何かぽつりと鳥の影。
カモメかなあと思って双眼鏡で覗くとそれはなんとハヤブサ。
今の時季どうして?
もう宮崎に来ていたハヤブサはとっくに帰ったはずなのに。
波打ち際を知らんふりしてゆっくり近づきました。
随分近くまで行ったのに逃げません。
そこで話しかけてみました。
「隼君、君はどこから来たの」
「南の島からだよ」
「そしてどこに行くの」
「北の国だよ」
「君のお年はいくつ」
「5、5、5」
「ほう、5歳か。ハヤブサなら立派に青年だなあ」
「僕は今から餌を探しに行くんだ。それから北の国を目指すよ」
「休憩の邪魔して悪かったな。行っていいよ」
「じゃ行くよ」
「北の国に着くまで元気でね」
「ありがとう。じいちゃんも元気でね」
「サンキュウ」
「またここで会おうねーー」