私がいつも散歩するところです。広い田んぼの周囲です。
ここの小さな道沿いにもう梅の花が咲いていました。
この前までは蕾と思っていたのに、いつの間にか満開に近くなっています。この陽気のせいでしょうか。
木に近づいたら、びっくりするくらい梅の香りが漂ってきました。
匂いおこせよ 梅の花
梅の木のすぐ向こうの左、
地蔵菩薩さまがおられます。田んぼを見渡すように。
崖を登って近づいてお参りしました。
古い地蔵菩薩さまです。文化元年と読めます。
ということは江戸時代の1804年ごろ建てられたようです。
左側には地蔵菩薩と書いてあります。
地蔵菩薩は「お地蔵さん」として庶民には一番身近な仏様です。
お釈迦さまが入滅された後、56億7千万年後に弥勒菩薩が如来として現れるまでの間、この世にあって、大地のような温かい慈悲で衆生の苦しみを救う仏様だそうです。
諸行無常。
人間には喜びがある一方、悲しみがあります。だから地蔵菩薩に手を合わせて救いを求めます。
昔の人も、今の人も、・・・私も。